2016年1月23日土曜日

新世代の Quadro M シリーズはゲーム用としても可!【Quadro でゲーム】

Quadro というと、OpenGL を利用する CAD などのアプリケーション向けという位置づけになっています。

Quadro は多くの場合高価なのでコスパは最悪ですが、しかし DirectX アプリケーションでも利用できないわけではありません。

特に、Maxwell アーキテクチャーが採用された最新のモバイルワークステーション用 Quadro では従来の K (Kepler) 世代の Quadro と比べて大幅にゲームでのパフォーマンスが改善されている、という MSI の記事が以下にあります。
https://gaming.msi.com/article/do-you-know-new-nvidia-quadro-graphics-play-games-as-good-as-gtx-graphics

最新の Quadro というのは以下のように Maxwell を意味していると思われる "M" が数字の前についています。後についているのはモバイルの "M" です。

  • Quadro M5000M
  • Quadro M4000M
  • Quadro M3000M
  • Quadro M2000M
  • Quadro M1000M
  • Quadro M600M


これらのうち、M2000M 以下が 39.6 cm ディスプレイのプラットフォーム向けで、その上以上が 43.9 cm プラットフォーム向けという位置づけになっているようです。


上記の MSI の記事によれば 3DMark 11 において
  • Quadro M5000M P11000
  • Quadro M1000M P4600
だったとのことです。
  • M5000M の前世代の K5100M では P7050
  • M1000M の前世代の Quadro K1100M では P2050
だったということですので、小型モデル向け Quadro ではゲームの性能が 2 倍以上の性能になっていると理解しておけばいいでしょう。

ところで "K" から始まる前世代のモバイル Quadro でも、上から数えて 2 番目の数字が "2" となっている K2200M、K620M は Maxwell アーキテクチャーなので、その他の部分の仕様(メモリーとか)が同じなら現行の M 系の Quadro と大して差はありません。


1 件のコメント:

  1. hi, is possible install this graphic card quadro m2000m in hp 8570w???? or the best option is k2200m quadro????

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