2016年9月27日火曜日

Dell Precision M4800 入手【その 6 メモリー増設】【Kingston HyperX Impact DDR3L 2133 MHz】

M4800 は DDR3L SODIMM のメモリーを使用するラップトップです。

スロットは 4 個搭載されており、最大で 32 GB まで増設できることになっています。

同じ DDR3L でも性能(動作周波数)はいろいろありますが、Dell 公式サイトによるとクアッド コア CPU 搭載時には


Total MemoryNumber of ModulesFrequency and SpeedMemory Slots
2GB1 SoDIMMDDR3L - 1600MHzSlot A
4GB2 SoDIMMDDR3L - 1600MHzSlots A & B
8GB2 SoDIMMDDR3L - 1600MHzSlots A & B
8GB4 SoDIMMDDR3L - 1600MHzSlots A, B, C & D
16GB2 SoDIMMDDR3L - 1600MHzSlots A & B
16GB4 SoDIMMDDR3L - 1600MHzSlots A, B, C & D
32GB4 SoDIMMDDR3L - 1600MHzSlots A, B, C & D
4GB2 SoDIMMDDR3L - 1866MHzSlots A & B
8GB4 SoDIMMDDR3L - 1866MHzSlots A, B, C & D
16GB4 SoDIMMDDR3L - 1866MHzSlots A, B, C & D

の組み合わせがサポートされることになっています。

これを見て疑問に思いました。32 GB で 1866 MHz が載ってないけど、サポートされてないんだろうか?

市販されているメモリーを調べてみると、ラップトップ用 DDR3 SODIMM で 2133 MHz (PC17000) の製品が存在しているようです。

これを入手してみて装着したらどうなるか試してみることにしました。

なおラップトップ用の DDR3 SODIMM だと、最大でも 2133 MHz (PC17000) までしか容易には入手できません。というか、それよりも高速なメモリーを見たことがありません。
デスクトップ用メモリーだと、もっと高い周波数の製品もあるみたいですけど。

購入検討

メモリーはいろいろな製造元の製品があるようですが、ラップトップ用の DDR3L SODIMM で 2133 MHz となるとかなり選択肢が狭くなるようです。

今回は、Kingston の
●HX321LS11IB2K2/16 Hyper X Impact 0740617236668
という製品を 2 個買ってみることにしました。

型番からわかるように、16 GB のキットです。

キングストン以外にも CORSAIR、G.Skill RIPJAWS といったブランドが販売しているようです。アマゾンだと品薄なようで、ものすごいとんでもない値段で販売している業者があったりします。まあ間違って買う人はいないと思いますけど。



せっかくなのでメモリーは最大で・・・

ブラウザーがとってもメモリー食いなので、最大まで増設したいところです。今時、主メモリー 32 GB なんて大した値段はしません。ただ、ラップトップ用の DDR3L で 2133 MHz となると、一般的な 1600 MHz (PC12800) に比べ何割かお高いです。

まあ、どうせ 2133 MHz で使えなくても 1600 MHz で動いてくれるはずなので、いきなり 8 GB x 4 = 32 GB 分買うことにします。

今回は「1's PCワンズ」という店で購入しました。

ノートブック用で DDR3L 2133 MHz なんてよほど需要のない商品なのか、取り寄せになりました。2016 年 6 月 26 日注文で、7 月 6 日に発送メールが来ました。

支払金額

●HX321LS11IB2K2/16 Hyper X Impact 0740617236668
◇Kingston
@11,970×2=23,940 (税込)
となりました。
送料は無料でした。

1600 MHz だったら、1 万円台前半で済んだでしょう。

入れ替え

難しい点は何もありません。普通にメモリーを入れ替えるだけです。

メモリーは一番遅いモジュールに合わせて動作が決まるので、全部取り替えます。1 個だけ 1600 MHz のモジュールが残ってたりしたら意味がありません。

動くかな?

果たして、2133 MHz で動いてくれるかな?という懸念はありました。どうも、動かなかったという報告があるみたいですし。

現在搭載している CPU は Haswell Refresh の Core i7 4810MQ です。

結果ですが、何もせずとも 2133 MHz で完璧に動いてくれました。BIOS でもちゃんと 2133 MHz と表示されています。CPU-Z で確認してもしっかり 2133 MHz で動いてくれているようです。

BIOS にはメモリーの周波数設定、XMP 設定などは見当たりませんが、ちゃんと 2133 MHz で動いてくれています。

ただ、Windows 10 のタスク マネージャーは正しく表示してくれませんが、これはおそらく Windows が悪いものと思われます。

パフォーマンス

パフォーマンスのほうは、ボトルネックが解消されていくらか早くなるようです。Haswell だとすでに時代遅れな DDR3 メモリーがボトルネックになっているんだそうで。
参考

もっとも、体感できるかどうかといえば難しいところですけど。まあ、費用対効果が極めて悪い上位の CPU を買うよりは効果的かもしれない、という程度だと思います。


2016年9月22日木曜日

Dell Precision M4800 入手【その 5 MXM GPU 交換】【GeForce GTX 965M オーバークロック編】

この前紹介した MXM-A サイズの新型 GeForce GTX 965M を Precision M4800 に装着してみました。



手順

特に書くことはありません。K2200M とは違い、最新の SBIOS で問題なく使えました。

SBIOS: Dell Inc. A16, 2015-12-01
VBIOS: 84.06.52.00.27

LVDS 液晶の HP 8560w/8570w ではドライバーが当たるまでまったくバックライトが光りませんでしたが、eDP 接続の液晶を搭載したこの M4800 では全く普通に使用できました。組み替えて電源を入れればそのまま画面が出ます。

ドライバーはプラグ アンド プレイでインストールされないので、.inf の書き換えが必要です。

結果

VGA と HDMI 出力は作動しませんでした。HDMI のほうは、NVIDIA コントロール パネルには表示されるものの、使用できない状態です。VGA のほうは存在自体検出されません。VBIOS が対応していないようです。

3DMark Fire Strike は 4900 程度と、8560w/8570w に比べると振るわない結果になりました。CPU はずっと高性能なはずなのに、どうしてでしょうね。



オーバークロック

GeForce GTX 965M はめちゃくちゃオーバークロックが効く、という話を聞いたので、やってみることにしました。
参考
http://www.overclock.net/t/1588091/nvidia-gtx-965m-overclock

ツールには、MSI Afterburner を使用しました。

恐る恐る上げていきましたが・・・なんと突き当たるまで上げても安定して作動します。


  • コア + 135 MHz
  • メモリー +  1000 MHz (500 MHz) 帯域幅 112.2 GB/s


パフォーマンスはこれで 20 % 程度アップといったところです。コアの周波数はもっと余裕があるでしょうが、アフターバーナーではこれ以上上げられないのが残念です。これ以上上げるには VBIOS を書き換える必要がありそうです。

3DMark Fire Strike では・・・

  • 総合スコア 5937
  • グラフィックス スコア 6700

といったところ。GeForce GTX 970M より少し遅いぐらいですね。

GTAV をやってみたところ、画素数を 3840 x 2160 にしてもノーマル設定、MSAA オフではおおむね 30 FPS 程度とプレイが可能な程度でした。

ただ、発熱もかなり増えたようで、ゲーム中は時々サーマル スロットリングが作動していくらかコア周波数が低下してしまいます。といっても、周波数を見ていないと気付かない程度ではあります。






2016年9月21日水曜日

Dell Precision M4800 入手【その 4 MXM GPU 交換】【Quadro K2200M 編】

Precision M4800 は仕様に書かれている通り、MXM-A スロットを搭載しているので GPU 交換ができます。



8570w から取り外した Quadro K2200M に乗せ換えてみることにします。



Quadro K2200M の概要

  • MXM-A
  • TDP 65 W
  • Maxwell アーキテクチャー
  • 2014 年登場
  • VBIOS: 82.07.5F.00.09
といったところです。

このカードはもともと M4800 の大型版である Dell Precision M6800 に搭載されていたものです。
  • K1100M
  • K2100M
  • K3100M
などが古い Kepler 世代なのに対して、K2200M は新しい第 1 世代 Maxwell 世代の設計なので、頭一つ抜けて高性能です。

82.07.5F.00.09 という VBIOS が入っています。この VBIOS は UEFI をサポートしています。

作業

特に書くことはありません。分解して、元の K1100M と入れ替えるだけです。

ヒートシンクは本当は
  • Quadro K1100M
  • Quadro K2100M
  • FirePro M5100
で分かれているのですが、当方は K1100M 用ヒートシンクをそのまま使用しました。

8570w のヒートシンクに比べると、一部の電源回路が冷却されない形状なのですが、この辺りはメーカーによってまちまちなので気にしないことにしました。

結果

QHD+ パネル (eDP 接続) 液晶で検証したところ、普通に使えました。

ただ、ドライバーは自動で当たってくれないので、.inf の書き換えが必要でした。

もともと搭載されていたのが Dell の類似機種ということもあってか、HDMI 出力と VGA 出力も作動しました。

ただ、残念ながら、クロックが最大に上がってくれないということです。まあ、ほんのわずかな差なので問題はないでしょう。




注意点 K2200M が使える BIOS は A09 まで!

BIOS バージョンが A10 以上だと、POST 時に Valid MXM structure not found という警告が表示され、GPU クロックが常に最低になってしまい、まともなパフォーマンスが出ません。

この警告は VGA BIOS の代わりに GOP ドライバー使用にする(Legacy OROM を BIOS 設定画面で無効にする)と表示されないようになりますが、クロックが下がるのは同じです。

つまり、BIOS バージョンが A09 以下でないとまともに使用できません。

Precision M4800 は 2013 年発売で、2016 年現在も販売されている長寿モデルで、マザーボードも搭載される液晶によっていくつかの種類があります。

新しいマザーボードでは A09 へのダウングレードができませんので、その場合はまともに使用できません。

ちなみに M2000M なら問題ないそうです。

2016年9月20日火曜日

Dell Precision M4800 入手【その 3 簡易インプレッション】

eBay で不良品をつかまされてしまった M4800 も、自腹でマザーボードを交換してとりあえず使えるようになったので、感想を簡単に書いてみたいと思います。

液晶

39.6 cm QHD+ (3K) 液晶の感想を書きます。

まず 200 万画素の 39.6 cm FHD 液晶に比べればパッと見で精細感があります。3K の画素数は 576 万画素と 3 倍近いので当然でしょう。

自明なことながら、39.6 cm 対角線長の画面では FHD なんて全然足りていないと実感しました。今までのフル HD に比べれば、文字やアイコン、何もかもが滑らかで精細。一回見てしまうともう 2 度とこれよりも低解像度な画面には戻る気にはなりません。

しかしそれでもスマホ画面の精細感には当然かないません。この QHD+ 画面も FHD に比べれば雲泥の差とはいえ、まだまだ 150 % スケーリングでは画数の多い漢字の細かい部分はつぶれてしまいます。

現在のところラップトップの内臓ディスプレイでは 4K 程度が最高なようですが、39.6 cm もある画面であれば、これでも画面に目を近づければピクセルは普通に見えてしまうわけなので、8K (7680 x 4320) 程度でもまだまだ足りないというべきでしょう。早く 32K ぐらいが普通になってほしいものです。

ちなみにこの QHD+ 液晶は FOXCONN に買収されて何かと話題なシャープ製 IGZO 液晶で、LQ156Z1JW02 という品名です。デルのパーツ番号は JJ74H。


ただ・・・消費電力の点からすればとても優れているのでしょうが、画質的にはちょっと微妙です。特に気になるのは発色が眠いのと、視野角的にちょっと残念な感じだということです。少しでも斜めから見ると黄色っぽくなってしまいます。

この点が気に入らないのと、根本的にもっと高解像度がいいと思ったので、のちに液晶は 4K の SHARP IGZO に交換しました。その話はまた書きますが、発色・視野角ともにかなり向上してそれなりに満足しています。

筐体

外装は下部・上部ともににマグネシウム合金で作られており安っぽさは全くありません。剛性は素材なりにまずまずです。電気屋の店頭に並んでいる日本ブランドのラップトップに比べれば雲泥の差といっていいでしょう。

CPU、GPU が交換でき、メモリーのスロットは 4 箇所搭載するなど拡張性に優れる反面、作りは分厚めでおしゃれな感じではないので、あくまでも実用品でしょう。

3.2 kg というごく平均的な重量を持っています。このサイズのラップトップを今時持ち歩くことなあまりないでしょうが、43.9 cm モデルに比べればまだモバイル性はあります。

パームレストはラバー塗装されている感じですが、ベースは金属のようです。

全体的に ZBook 15 G2 に比べると角ばったデザインです。

キーボード・ポインティング デバイス

バックライト付きモデルもあります。交換は簡単です。

配列はごく普通で問題ありません。しかしキーボードの剛性はいまいちで HP に劣る点だと思います。

特によくないのはスティックで、剛性が低いうえ、キーボードとの間隔が不足気味で、高さも不足気味で埋まっているため使いにくいです。といってもまあ使える範囲です。

CPU・メモリー

これは CPU に大きく依存しますので、なんとも言えません。CPU は製造時期によって Haswell の場合と Haswell Refresh の場合があります。大した性能差はありません。

基本的に同じものです。

CPU は型番に "M" がついている通り、はんだ付けされていないので交換できます。

CPU が 4 コアの場合は最大メモリーは 32 GB、2 コアの場合は 16 GB です。Dell は HP とは違って 2 コア CPU 搭載時でもマザーボードには 4 スロットが最初からあります。つまり 2 コアだろうが 4 コアだろうがマザーボードは同じです。

GPU

  • NVIDIA Quadro K1100M
  • NVIDIA Quadro K2100M
  • AMD FirePro M5100

の 3 種類の MXM GPU が純正設定されています。いずれも搭載 VRAM は 2 GB GDDR5 です。

CAD 向けで、ゲームには不向き(動かないという意味ではなくパフォーマンスが低い)の Quadro か、バランスの取れた FirePro という選択、といったところでしょうか。

当方速攻 Quadro K2200M に交換しました、というか、初期不良のマザーボードを乗せ換えた際に K2200M をつけたので、純正のカードは全く使っていません。YouTube チャンネルの方で外人が M2000M も使えたと教えてくれました。

この点はちょっと注意点があるのでまた記事にします。

騒音

これについては二面性があります。

GPU と CPU で 1 個ずつ、独立したファン・ヒートシンクを搭載しています。

CPU と GPU は銅パイプではつながっていません。つまり CPU、GPU のヒートシンク間ではお互いに熱がほとんど伝わりません。

底面 2 箇所から吸い上げて、後面の 2 箇所から排気されます。


アイドル時にはファンが回っていても非常に静かです。図書館で使用しても全く違和感はないでしょう。

しかし、高負荷になると非常にうるさくなります。 爆音といっていいほどです。

3D ベンチマーク中の温度を観察してみると、GPU の温度が上がると CPU ファンも一緒に高回転してうるさくなります。CPU ファンが回って CPU のヒートシンクを冷やしても大して意味ないんですけど。

CPU と GPU のヒートシンクがつながっていないため、お互いのヒートシンクの容量をうまく使えないのは残念ですね。この点は、後継モデルでは改良されているようです。

2016年9月18日日曜日

Dell Precision M4800 入手【その 2 マザーボード交換編】

前回は、動作品とうたわれていたにもかかわらず、マザーボード不良だった M4800 をつかまされてしまった・・・という話でした。



返品しようにも、売主が海外にいるんではどうしようもないです。

もちろんあきらめるわけではありません。

というわけでマザーボードを買う

マザーボードを自腹で買って交換することにします。

ところで、この Precision M4800 というモデルは 2013 年から 2016 年まで販売された長寿モデルです。で、もともとの発売時にはマザーボードは搭載している液晶ディスプレイに応じて、以下の 2 種類がありました。


販売期間の途中で

  • 4K 液晶
  • IPS FHD 液晶

が加わり、また、普通の HD/FHD 液晶も eDP 接続タイプの液晶に変更されました。そのため、3K 用とは別の
  • eDP 出力マザーボード
が新たに加わったんだそうです(4K 液晶がこれと別なのかは知らない)。この型番は C3V2K などだそうですが、調べていないので詳細はわかりません。

ともあれ、自分が入手しなければならないのは、3K 用の eDP 出力 + RGB バックライト用のマザーボードですので、これを入手することになります。

さて次に、どこから買うかです。

アメリカでは、オンラインの PC パーツ専門店がたくさん存在していて、日本に送ってくれるところも多いので、そういったところから買うのもいいと思いました。しかし、日本に送るのは送料が高く、代行業者経由で買った場合の方が安く上がる場合も少なくありません。

今回は、eBay セラーの方が安かったので、eBay で買いました。日本には送ってくれないセラーなので、代行業者で購入です。

代行業者への支払金額は 19,073 (USD 1 = JPY 110) になりました。もちろんこれも日本への送料・関税・消費税などの諸経費が数千円かかりました。もっとも、ほかにもいろいろ買って同梱発送しているので、諸経費の正確な金額は不明です。

交換

届いたマザーボードは未開封・未使用なのは確かながら、Dell 謹製のリファービッシュ品でした。Dell は同じ品質だって言ってるんだし、別に全然問題だと思いません。

そのまま作業です。

残念ながら動画はとっていませんが、Dell の公式サイトの分解手順が存在していますし、なによりすでにこの機種で MXM GPU の交換作業も行っている経験があるので、別に難しいことはありませんでした。

もちろん、壊さないように慎重に作業したのは当然です。

MXM GPU 交換時の動画はとっているので以下に掲載しておきます。



取り外したマザーボード

当たり前ながら、見た目でおかしいようなところはありません。自己診断でも検出されない不具合。いったい、何がいけなかったんでしょう。






VAQ10 LA-7991P と記されていますが、これは LVDS のマザーボードでも共通のようです。
2013-09-25 の日付が入っています。液晶が eDP 化された後に製造されたものだと、LA-7992P になり、またもう少し後の日付が入っているようです。

 

初回起動・刺青

組み立てて、電源を入れるとあっさり起動。

ただし、新品のマザーボードには

  • Intel Management Engine の有効・無効
  • サービス タグ
  • アセット タグ

が登録されていないため、これを刺青(タトゥー)する必要があります。アセット タグについては任意です。後からでも登録できます。

新品のマザーボードで火入れすると自動的に登録画面が出てきます。HP とは違い、Dell の場合はユーザーが GUI 上から簡単に登録できるのはありがたいことです。

裏に貼ってあるシールを見て、間違いのないように慎重に入力します。1 回確定すると 2 度と通常の方法では変更できないので注意を要します。



ようやく使える状態に・・・

なりましたと。

マザーボード故障品をつかまされてしまったせいで余計に 2 万円以上かかってしまい、普通に新品・保証付きを買っておいた方がよかったことになりましたが、GPU は使いまわしできたし、まあいいでしょう。

ところで、マザーボードを交換したのでライセンス認証が無効になったはずですが、新しいマザーボードにもどうやら Windows 8.1 Pro の SLP が搭載されていたようで、何もせずともライセンス認証されました。

続きます。

2016年9月17日土曜日

Dell Precision M4800 入手【その 1 いきなり故障編】

液晶が高解像度な PC が欲しくなったので、Dell Precision M4800 という機種に乗り換えることにしました。



8570w も M4800 も、39.6 cm ディスプレイの機種です。しかし、8570w は Ivy Bridge (第 3 世代)、M4800 は Haswell (第 4 世代) なので、1 世代だけ新しいです。

39.6 cm 液晶サイズのノートブックとしては光学ドライブを搭載している最後の世代です。M4800 の後継機種として売られている Precision 15 7510 (これも 39.6 cm) は光学ドライブの空間を排除して薄造りになりました。

現状の不満

8570w の性能に不満はありませんでした。筐体は大きく重いながら頑丈でした。

プロセッサー (Core i7 3630QM) の性能は十分。
GPU は FirePro M4000 から Quadro K2200M に交換したので GPU 性能的にも問題なし。
メモリーは最大の 32 GB まで増設していたので十分。

でも液晶はもっと高解像度がいいと思ってきたので買い替えました。
今どき、はるかに液晶の小さなスマートフォンでも、FHD を軽く上回る程度の画素数を持っている機種は珍しくありませんので。

というわけで買い替え検討

Quadro K2200M という MXM GPU があるので、これを使いまわせるプラットフォームにしたい。

液晶が不満で買い替えるわけなのだから、できるだけ高解像度がいい。といっても 2016 年現在では 39.6 cm 液晶で、FHD より高解像度となると 4K (3840 x 2160) または QHD+ 3K (3200 x 1800) 以外の選択肢はない。

多分そんなに使わないとは思うけど、光学ドライブはほしいかな。というわけで、新しい Precision 7510 は却下。同様の理由から、ZBook G3 系も却下。

よって、上記の 3 条件
  • MXM
  • 3K or 4K LCD
  • 光学ドライブ搭載
を満たすものとして、HP ZBook 15 G2 または Dell Precision M4800 にしてみることに。

ZBook 15 G2 vs M4800

M4800 の 3K モデルの中古が売られていて、これぐらいなら買っていいかな?という金額でオファーしてみたら受けられた(後日談あり)。

ZBook 15 G2 の方は 3K 液晶を搭載しているモデルは確かに存在しているものの、相場は倍以上ぐらい高価だったので却下。

以下のように 15 G2 の方が魅力的に思える点もありましたがまあいいかなと。

  • M4800 のケースは 2 世代前の M4600 を若干の点で改訂しただけで古臭い。15 G2 は液晶ラッチレス、アイソレーション キーボード、エッジが丸く引っかかりにくい角部デザインなど魅力的。
  • M4800 は時代遅れの MSATA SSD。スロットは WWAN と排他利用。一方 15 G2 は、Thunderbolt ポート搭載で、SSD は M.2 規格 NVMe SSD。

とりあえず使えるようにする

このモデルは Windows 8.1 Pro プレインストールで、Windows 8.1 Pro のキーがファームウェアに内蔵されてます。

なぜか Windows 7 Home Premium 64 Bit がセラーによりインストールされていました。いずれにせよ、もともとついている HDD は使用するつもりはないので、関係ない話です。

もともとついていた HDD は取り外し、8570w で使っている SSHD をそのまま移植することにしました。この SSHD に入っているのは Windows 10 Pro 環境です。

普通に HDD を入れ替えて電源を入れると、初回起動だけドライバーの関係かなにかで失敗しましたが普通に起動しました。

M4800 のマザーボードは Windows 8.1 Pro の SLP があるためか、起動するだけでなにもせずとも Windows 10 Pro のライセンス認証が完了しました。Windows 10 は Windows 8.1 のプロダクト キーでも認証できるはずなので、その関係でしょう。よって環境を移行するのに何もすることがありませんでした。

デジタル ライセンスによる新方式のライセンス認証だからといえます。これは Windows 10 のメリットの一つだと思いました。

不良品だけど返品はせず

QHD+ (3200 x 1800) の表示はフル HD に比べれば段違いに美しく、当初の目的をそれなりに満足しました。

しかし、デバイス ドライバーの当たった状態ではどういうわけか安定してくれません。すぐにフリーズしてしまうか、画面が真っ暗になってしまうなどします。全く使い物になりません。そのまま再起動することもあれば、固まってしまうこともあります。

GPU を Quadro K2200M に交換したり、OS をほかの HDD にクリーン インストールしてみたりしましたが、全く改善しません。同様な症状が再現します。BIOS 内蔵の自己診断では全く異常は検出されません。

が、そのうち起動自体もしなくなってきました。

いろいろ調べてみましたが、どうやらこれはマザーボード不良らしいという確信が強まってきました。ああ・・・どおりで安いオファーを受けてくれたのか・・・と後悔しましたが・・・

しょうがないですね。

続く・・・

2016年9月14日水曜日

Windows 10 で ReadyBoost を使う方法【時代遅れの小容量 SSD をキャッシュ用として活用!】

ReadyBoost って、覚えていますか?

Windows Vista の頃に登場した機能で、ランダムな読み書きが HDD に比べて早い SD カードなどのフラッシュを使って Windows を高速化してくれる、という機能です。

この ReadyBoost 実は Windows 10 でも残っていたりします。もちろん Windows 8.1/7/Vista でも使用できるはずです。

用意したフラッシュ

今回用意したフラッシュ ドライブは SSDMAEXC024G3H というモデルで・・・
  • インテル製
  • 24 GB
  • MSATA 接続
といった仕様です。
多分、ここの Intel® SSD 313 Series (24GB, mSATA 3Gb/s, 25nm, SLC) とかいうやつかな。


今時 24 GB の SSD では使い道がないように思われます。というか、24 GB というのは発売された 2012 年という時代を考えてもプアな容量です。

今回これをラップトップの MSATA スロットに内蔵します。

いったい何のためにこんなしょぼい SSD が作られたのか?というと、HDD と組み合わせて RAID により 1 つのドライブとして使用し、さらに特定のチップセット、OS、ソフトウェアを組み合わせることで高速化を狙ったというコンセプトの製品らしいです。これらはインテル「スマート・レスポンス・テクノロジー」と称されていたようです。

その条件は・・・
  • インテル® Z68 、 z87 、 q77 、 q77 、 H87 、 H87 、 z77express チップセット・ベースのデスクトップ・ボード
  • LGA1155 または LGA1150 パッケージのインテル® Core™プロセッサー
  • システム BIOS SATA モードを設定 RAID
  • インテル RST ソフトウェア・バージョン 10.5 以降がインストールされていること
  • 1 つのハードディスク・ドライブまたは複数のドライブに 1 つ RAID のボリューム内の
  • 容量 18.6GB のソリッドステート・ドライブ (SSD)
  • オペレーティング・システム:Windows*8 または Windows*7(32 ビット版および 64 ビット版)
といったものだったようです。

OS が格納されるであろう先頭の SSD 部分は高速に動作したでしょうから、それなりに効果はあったでしょう。もっともバックアップ時の取り扱いなどは厄介な面もあるでしょうが。

要は、SSD の容量当たり単価が非常に高かった時代の妥協的産物といったところです。

さて、今更 OS を再インストールしてまで、バックアップ時など取り扱いの厄介なこのスマート・レスポンス・テクノロジーを使用するのは抵抗があります。そこで、Windows 10 にも搭載されている ReadyBoost 用のドライブに割り当ててやろうというわけです。

ReadyBoost ドライブとして割り当てる方法

かなり簡単です。

"PC" に表示されている SSD を右クリックして、ReadyBoost 用に割り当てるだけです。ほとんど書くことはありません。

なお、ReadyBoost として利用する意味があるほどの性能を持っているかどうかは Windows により自動的にテストされるとのことです。



設定すると直ちにこのドライブへの書き込みがバックグラウンドで始まります。何も意識する必要はありません。

取り外すときは電源を切ってから普通に取り外せば OK です。ただのキャッシュであり、何もデータは失われません。

ドライブが表示されない場合

もしドライブが表示されていないということなら、スタートを右クリック > ディスクの管理からフォーマットしましょう。

困った仕様

困ったことに、SATA のような内蔵用のドライブの容量を使い切ってしまうと、Windows が「ディスクの空き容量が少なくなっています」という警告を表示してしまいます。

これを解消するにはレジストリーを書き換えるしかないそうです。ドライブを丸ごと使うことは想定していないというのは困ったことですね。

2016年9月11日日曜日

プリント基盤のベンダー "GCE" って何の略

メーカー製 PC などについて、マザーボードや GPU などの基盤のベンダーには Hannstar や Tripod などがあり検索ですぐ見つかります。

しかし GCE というベンダーについては、全然関係ない会社ばかりがヒットしてどういうわけか全然見つかりません。

調べてみると、どうやらこれは 1981 年設立の台湾企業 Gold Circuit Electronics、金像電子股份有限公司のことらしい。

Dell や HP の PC を分解してみたらマザーボードや各種基盤のベンダーが GCE って書いてあることはかなりあるのでかなりシェアは高いと思われる。

検索で全然見つからないのは末端客相手の商売は全くしていないからだと思います。

2016年9月9日金曜日

HP EliteBook 8560w/8570w + 新版 GeForce GTX 965M【MXM-A】

小型な MXM-A サイズの新型 GeForce GTX 965M を 8560w と 8570w につけてみました。


8560w と 8570w はどちらも LVDS 接続の FHD 液晶です。

カードの VBIOS は 84.06.52.00.27 というものです。

手順

特に書くことはありません。

バッキング プレートを 8560w に装着されていた GPU からはがしたものに張り替えて、元通り組み立てるだけです。

使えるが問題大有り

結論から言うとこの組み合わせでどちらも使用することはできました。しかし両方ともグラフィックス ドライバーをインストールするまではバックライトが点灯しません。

一見真っ暗でも液晶表示自体はしているので懐中電灯を画面にあてながら作業はできましたが。



ドライバーが当たった後はバックライト制御も動いたので、何とか使うことができたわけです。

理由は多分 VBIOS が LVDS 液晶をもうサポートしていないのでしょう。eDP の Dell Precision M4800 では普通に起動直後からバックライトは光りましたので。DreamColor 液晶なら eDP なので多分ドライバーが当たる前でも光ると思います(テストしてません)。

もちろんドライバーをインストールするということはあくまでも HDD 上のデータに変更を加えることにすぎないわけですから、ファームウェアからドライバーに制御が渡されるまでの OS 起動中や BIOS 設定画面は相変わらず光らないので懐中電灯が必要となります。

なお、両方ともプラグ アンド プレイでのドライバーのインストールはできず、.inf の書き換え (.inf mod) が必要でした。

テストしてませんが、多分 VGA 出力は作動しないと思います。

8560w + GeForce GTX 965M

Fire Strike は総合スコア約 5000 強、グラフィックス スコア約 6000 といったところです。
一番性能の低いオリジナルの Quadro 1000M に比べれば 6 倍ぐらいになったといえるでしょう。


8570w + GeForce GTX 965M

8560w と性能的に大差ないのでスコアは同じです。挙動もほぼ同じ。

8570w ではブート モードを UEFI Native にすると VGA BIOS に代わって GOP ドライバーが使用されるようになりますが、どちらに設定しても、ドライバーが当たる前においては液晶表示されるもののバックライト点灯しないのは同じです。


2016年9月7日水曜日

4K を超える YouTube の超重い高画質動画【4K60】【5K】【8K】

世間では 8K 放送が近い将来始まるそうですが、YouTube はとっくの昔に 8K 動画にも対応しています。

YouTube では 4K 動画がかなり増えてきましたし、HD ではない動画は少数派になりつつあるように思われます。

といっても、4K だと 24 Hz や 30 Hz の動画が多いのが現状だと思います。
フル HD で 60 Hz 撮影ができる機材は一般的になりつつありますが。
しかしまだまだ 4K で 60 コマの動画が撮影できる機器は少数派です。

そんな中で
  • 4K 60 Hz
  • 5K 30 Hz
  • 8K 24 Hz
の YouTube 動画へのリンクを張ってみたいと思います。

必要環境

当然ながら 4K 画質で視聴するためには 4K ディスプレイが必要になります。

備考として、YouTube で 4K 動画を 60 Hz で視聴するには VP9 コーデックの利用が必要になるので、GPU に内蔵されている専用ビデオ デコーダーによる再生支援はほとんどの PC 環境からは利用できないでしょう。

その場合 CPU による非効率なソフトウェア再生になります。したがってそれなりに高性能な CPU が必要です。

RIO DE JANEIRO ADVENTURE in 4K UHD 60p, Stock Footage Highlight Demo Video

こちらは 2014 年 1 月 29 日に公開された動画のようです。あのリオ・デ・ジャネイロの雰囲気が滑らかな 60 Hz で楽しめます。





Snow Monkeys in Japan 5K Retina 60p (Ultra HD)

2014 年 10 月 26 日に公開された動画のようです。5K のディスプレイを搭載したタイプの Mac ならドット・バイ・ドット表示ができます。しかしそれ以外ではあまり使われていない画素数です。




Ghost Towns in 8K

2015 年 6 月 7 日に公開された動画のようです。現状数少ない 8K (7680 x 4320) 動画です。動きの少ないシーンが多いので意外と軽いです。




4K 動画の再生にはどれぐらいの PC スペックが必要か?

参考までに書いておくと、当方が使っているのは 2013 年モデルのラップトップ Dell Precision M4800 で、CPU は Core i7 4810MQ という 4 コア CPU です。

この CPU だと 1 番目の動画はそれなりに滑らかに再生できました。
しかし 2 番目の動画はかなりコマ落ちが目立つ感じになりました。
3 番目の 5K 動画は 30 Hz なのでそれなりに滑らかに視聴できました。
4 番目の 8K 動画は動きの少ないシーンはまあまあながら、それ以外は品質を落とさないと見るに堪えない感じです。

こちらのベンチマークでは 4810MQ はスコア 8723 となっているようですので、お手持ちの PC の CPU とスコアを比較してみればそれよりスムースに再生できるかどうかの参考になるかもしれません。



2016年9月6日火曜日

新型 GeForce GTX 965M を入手!【MXM-A タイプ】

2016 年に GeForce GTX 965M のリフレッシュ版チップ N16E-GR (GM206) が登場しました。

もともとの GTX 965M (GM204) と比べてクロックが高くなっており、その分性能向上しています。

興味のある方は、詳しくは、Notebookcheck.com による以下の紹介記事を見てください。ちなみに紹介されているのは MXM の 965M ではありません。

新型 GTX 965M は MXM-A も存在

さて本題の MXM についてですが、現在、この新型 GeForce GTX 965M の MXM 型 GPU がタオバオや eBay で流通しています。

従来から GTX 965M の MXM はありましたが、それは大型の MXM-B 型でしたので、取り付けできるプラットフォームが限られていました。

今回の GTX 965M は MXM-A 型 (B の高さ半分) で、性能向上しているうえ、消費電力も 50 W と控えめで使いやすそうな感じです。

相場は結構お高めで、為替相場にもよりますが、25000 円弱といったところのようです。
いつ消えるかわかりませんが、一応リンクしておきます。
https://item.taobao.com/item.htm?id=522982940200&toSite=main#detail

eBay だと中国のセラーが何割か高い値段で販売しているようです。

というわけで入手してみたので、まずはカードの簡単な外観を紹介いたします。代行業者に払った経費なども含めれば、大体 30000 円弱で入手できた感じです。




バッキング プレートは取り外し済みの状態です。
カードの寸法は、ぱっと見では MXM 規格違反はなさそうな感じですが、このプレートは結構ねじ穴の背が高い作りなのであまり互換性は良くなさそうです。
結構はがすのが大変でした。



VBIOS のバージョンが書かれています。84.06.52.00.27 です。
https://www.techpowerup.com/vgabios/184954/184954

GM206 VBIOS (HWDIAG) とファイル内部の記述にあります。もう VGA BIOS とは表記しないようです。

ところで 4 GB の VRAM にもかかわらず、裏側にはメモリーのチップが存在しません。つまりチップ 1 個が 1 GB です。

肝心の互換性は?

とりあえず、以下の 3 ラップトップで検証してみたところ、いずれも何らかの形で実用的に使うことはできました。
  • HP EliteBook 8560w
  • HP EliteBook 8570w
  • Dell Precision M4800

ただ、旧来の LVDS 接続の液晶を持った HP 2 機種に関しては、起動中とドライバーが当たるまではバックライトが真っ暗です。VGA 出力はテストしませんでしたが、たぶん作動しないと思います。

M4800 については 4K の eDP 液晶だからか常に画面は映り、まったく普通に使えました。しかし HDMI と VGA 出力は働きませんでした。
なお、いずれも .inf の変更が必要でした。

ドライバーが当たった後はバックライト制御もできるようになりました。しかし起動中などはずっと真っ暗なのは当然改善されません。

にしても、この世代でこれだと、MXM の VBIOS で今後は
  • LVDS
  • VGA
はサポートされなくなりそうな雰囲気ですね。

GPU-Z 情報



見ての通り、VBIOS は UEFI に対応しています。

2016年9月5日月曜日

英語版 Windows を日本語表示にする方法

PC はアメリカをはじめとする海外のほうが値段が安かったり、海外仕様のほうが魅力的だったりすることは少なくありません。

PC の海外版というと米国版が多いことになると思いますので、その話で進めます。

当然、アメリカで販売されている Windows PC なら、アメリカ英語版(Windows の英語版にはアメリカ英語版のほかにイギリス版やオーストラリア版などもある)の Windows がインストールされています。

英語版の OS でも時計や通貨の単位を日本にしたりすることはできますが、OS のインターフェイスを日本語にしたいという人は多いかと思います。そうしないと文字化けして正常に動作しないソフトも多くありますし。

そんな場合は別途日本語版 Windows を購入すればいい・・・のは言うまでもないことですが、費用がかかります。

そこで利用できる方法として

  • Windows を再インストールせずに言語パックをインストールする。
  • 日本語版 Windows を再インストールする。

の 2 方法があります。条件・結果はそれぞれ微妙に違っています。

再インストールせずに使用言語を変更する場合 Windows 7 編

Windows 7 の場合、Ultimate 版または Enterprise 版の場合、それ以外の場合で扱いが異なります。

マイクロソフト公式サイトには以下のような記述があります。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/14236/language-packs

Windows Update を使う: Ultimate エディションまたは Enterprise エディションの Windows を実行している場合は、Windows Update を使って、用意されている言語パックをダウンロードできます。Windows Update を通じてインストールされる言語パックには、Windows のダイアログ ボックス、メニュー項目、ヘルプ コンテンツの完全な翻訳版が含まれています。この種類のダウンロードを利用できる言語については、以下の表の右の列に "Windows Update" と表示されています。

このページのリンクを使う: 以下のリンクを使って、Microsoft ダウンロード センターから Language Interface Pack (LIP) をダウンロードできます。LIP は任意のエディションの Windows にインストールでき、最も広く使われているダイアログ ボックス、メニュー項目、ヘルプ コンテンツのみを対象とした翻訳版を提供します。LIP をインストールするには、必要な親言語を PC にインストールしておく必要があります。

要するにほとんどの場合は Home や Professional といった Ultimate、Enterprise 版以外でしょうから、LIP をインストールするのが一般的な方法になるでしょう。

再インストールせずに使用言語を変更する方法 Windows 8.1 / 10 編

Windows 8 以降は Home 版でも使用言語を変更できるようになりました。

Windows 8.1 で試しにやってみました。
コントロール パネルを開いて・・・

Clock, Language, and Region を選択

Add a Language を選択


日本語を探す

Options をクリック

Windows Display Language にするためダウンロードする



結構ファイルサイズが大きいので時間がかかる


完了したら今度は日本語を第一言語に設定する

Make this the primary language

すべてのインターフェイスが日本語になるわけではありません。一部は英語のままというか、一部が日本語になるという感じです。


Windows 8 は簡単に別言語のインストール メディアを作成できるので、一部英語なのが気に入らないなら、再インストールするべきでしょう。

はっきり言ってこの方法による日本語化は中途半端で違和感ありまくりなので、長く使うつもりなら再インストールしたほうがいいと思います。

Windows 10 でも似たような方法で言語を変更できます。10 のほうが言語変更後の違和感は少なく、洗練された感じです。

日本語版を再インストールする

これが一番良い方法でしょう。完全に日本語版になります。
ただしこれには日本語版のメディアを用意する必要があります。

リカバリー (DVD や Disk to Disk) に日本語版が入っていればそれを使えばいいだけの話なのですが、アメリカで買った場合、スペイン語・フランス語・中国語は選べても日本語版はなし、という場合が多いと思います。

例えば下画像のように、HP の Windows 7 SP1 32 bit 版の DVD は、アメリカで売られていた PC に付属するものと日本で売られている PC に付属していたものは微妙に収録されている言語が違います。


Windows 7 日本語版を再インストールする

Windows 7 の場合これは難易度が高いです。Windows 7 の ISO は少し前まで公開されていたのですが、Windows 7 からの以降を進めたいマイクロソフトの意向のためか削除されてしまいました。

Windows 8 以降

Windows 8.1、10 なら話は簡単です。
マイクロソフト公式サイトでメディア作成ツールというツールが公開されており、これを使うことで起動可能なインストール メディア (USB フラッシュ ドライブまたは DVD) を作成できるので、それで日本語版のメディアを作成してインストールするだけです。

Windows 8.1 / Windows 8.1 Pro 用

Windows 10 / 10 Pro 用

英語版の Windows を実行していても日本語版のメディアを作成できます。

Windows 10 に無料アップグレードした場合も同じです。英語版 Windows 7 の PC で日本語版を使用したいなら Windows 10 にするのも一つの手かもしれません。

Windows のプロダクト キーは多くの場合で言語に関係なく使用できるようですが、一部例外があります。

再インストールする場合のポイント Single Language Edition に注意

廉価な PC には、特定の言語のみで使用できる Single Language Edition という Windows がプレインストールされていることがあるそうです。

この場合はその言語しか使えません。


2016年9月1日木曜日

画面の明るさを電源接続時とバッテリーで分けるのって意味あるのか?

ノート PC の内臓ディスプレイの明るさ調節についての話です。

かなり昔から、ノート PC ではバッテリー接続時と外部電源接続時の明るさを分けて設定することになっています。


なのでたとえば、外部電源に接続中ある明るさで使っていたとして、外部電源のプラグを抜くと、自動的にバッテリー駆動時に設定していた明るさに設定されることになります。

反対に、バッテリーが切れそうになったので、外部電源につなぐと、自動的に外部電源時の明るさに設定しなおされます。

最新の Windows 10 でもこの思想?はそのまま残っています。

でもこれって意味があるのでしょうか?

普通の人は、バッテリー駆動中だろうが、外部電源使用時だろうが、そんなことはお構いなく周辺の明るさに合わせて見やすい明るさを選択するだけのはずです。


  • コンセントにつないでいるからバッテリー切れを気にする必要はないな。まぶしくて目が疲れるけど、ここは贅沢をして一番明るくして使おう。
  • バッテリー駆動中だから、見づらいけど一番暗くしておこう。


後者はともかく、前者のようなバカなことを考える人はいないはずです。

いったい何のために画面の明るさを分けて設定しなければならないのか疑問に思います。こんな風にしても電源から切り離す・接続するたびに明るさが変えられて迷惑なだけで「百害あって一利なし」だと思うのですが、こんなのは自分だけなんでしょうかね。

昔のほうが便利だった?

機械的なスライダーでバックライトの明るさを調節するようになっていたごく古い PC では、バッテリー駆動時だろうが電源接続時だろうが同じ明るさで表示されました。

これはドライバーなどに依存せず、どんな環境・時だろうが見やすい明るさに調節できてとても便利だったのを覚えています。というよりその当時は、それが当たり前だったので何とも思わなかったのですが。

そのうち fn キーとの組み合わせでソフトウェア的に調節する仕組みの PC が増えていったので、ドライバーを当てたりしないと画面の明るさ調節ができないのが普通になりました。これは結構不便なもので、OS 起動中やインストール中などは明るさ調節ができません。今もこれは変わらないようです。

ソフトウェアから制御できるようになって、例えば「高パフォーマンス」モードにすると自動的に一番明るくしてくれる・・・などの機能がついて行ったわけですが、ユーザーの立場からしてみれば、画面の明るさなんて言うのは周辺環境に合わせて見やすい明るさを選択したいのであって、まぶしい明るさの押し付けをありがたく思う人はあまりいないでしょう。