かなり昔から、ノート PC ではバッテリー接続時と外部電源接続時の明るさを分けて設定することになっています。
反対に、バッテリーが切れそうになったので、外部電源につなぐと、自動的に外部電源時の明るさに設定しなおされます。
最新の Windows 10 でもこの思想?はそのまま残っています。
でもこれって意味があるのでしょうか?
普通の人は、バッテリー駆動中だろうが、外部電源使用時だろうが、そんなことはお構いなく周辺の明るさに合わせて見やすい明るさを選択するだけのはずです。
- コンセントにつないでいるからバッテリー切れを気にする必要はないな。まぶしくて目が疲れるけど、ここは贅沢をして一番明るくして使おう。
- バッテリー駆動中だから、見づらいけど一番暗くしておこう。
後者はともかく、前者のようなバカなことを考える人はいないはずです。
いったい何のために画面の明るさを分けて設定しなければならないのか疑問に思います。こんな風にしても電源から切り離す・接続するたびに明るさが変えられて迷惑なだけで「百害あって一利なし」だと思うのですが、こんなのは自分だけなんでしょうかね。
昔のほうが便利だった?
機械的なスライダーでバックライトの明るさを調節するようになっていたごく古い PC では、バッテリー駆動時だろうが電源接続時だろうが同じ明るさで表示されました。これはドライバーなどに依存せず、どんな環境・時だろうが見やすい明るさに調節できてとても便利だったのを覚えています。というよりその当時は、それが当たり前だったので何とも思わなかったのですが。
そのうち fn キーとの組み合わせでソフトウェア的に調節する仕組みの PC が増えていったので、ドライバーを当てたりしないと画面の明るさ調節ができないのが普通になりました。これは結構不便なもので、OS 起動中やインストール中などは明るさ調節ができません。今もこれは変わらないようです。
ソフトウェアから制御できるようになって、例えば「高パフォーマンス」モードにすると自動的に一番明るくしてくれる・・・などの機能がついて行ったわけですが、ユーザーの立場からしてみれば、画面の明るさなんて言うのは周辺環境に合わせて見やすい明るさを選択したいのであって、まぶしい明るさの押し付けをありがたく思う人はあまりいないでしょう。
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