2016年8月29日月曜日

Windows 10 Pro で Windows Update による機能更新を延期する方法

Windows 10 ではそれまでのバージョンの Windows とは違い、Windows Update で提供されるすべての更新プログラムが強制適用になります。

これは Windows 8.1 以前とは大きく違う点の 1 つです。

しかし、Windows 10 の Pro 版には機能の更新をちょっとだけ延期できるオプションが用意されていたりします。

やり方

使い方は以下の通りです。
スタート > 設定 > 更新とセキュリティ > 詳細オプション
にある機能の更新を延期する (英語では Defer upgrades) にチェックを入れるだけです。

チェックするだけの簡単設定。これでもう安心?

この設定はセキュリティ更新プログラムには影響しません。

これでどうなるのかというと、いままで CB (Current Branch) としてリリースされた更新プログラムが即適用されていたのが、CB リリース後に約 4 カ月経過してから適用されるようになるということらしいです。

4 カ月経った更新プログラムを CBB (Current Branch for Business) というらしい。

ヘルプなんてなし!ググれ (Bing だけど)

ちなみに詳細情報をクリックしてみると、ヘルプでも表示されるのかと思いきや・・・こんな風に Bing の検索結果が表示されるだけです。いったいどれぐらいの期間、何が、どんなふうに延期されるのか・・・とか公式の正確な情報が知りたいんですけど・・・


なおこの辺はここあたりに参考になる情報があります。



PC トラブルが嫌いならやっておいて損はない?

デバイスの寿命が尽きるまでサポートされ機能追加も随時行われるという、ある意味、永遠のベータ版ともいえる Windows 10 ですが、結構トラブルも多いのが現状です。

いきなり人柱的な最新バージョンを適用させられることで不幸になるケースも多いのではないかと思います。

当方の個人的な話をしますと、最初はマイクロソフトを信用してこれにチェックを入れずに使っていましたので、8 月の初めにリリースされた Anniversary Update が適用された結果、液晶画面の明るさ調節ができなくなってしまい大変迷惑しました。

解決方法はいまだにわかりません。一応、毎回 GPU ドライバーを無効にしてもう一度有効にすれば応急措置としては有効なのはわかってるんですけど、めんどくさいのでできればこんなことはしたくありません。

幸いアニバーサリー・アップデートが適用されたのはサブのマシンだけで、メインのマシンではまだダウンロードされていなかったので、大急ぎでメインの PC でもこれにチェックした次第です。

Home 版は不可!

さて、残念ながらこの機能は Pro 版だけの特権で、多くのコンシューマー PC にプレインストールされていると思われる Home 版では利用できません。

が、レジストリを直接書き換えればできるそうです。DeferUpgrade を 1 にすればできるらしい。

恒久的な方法かどうかはわかりません。マイクロソフトができないように対策するかもしれませんし。その場合はほかの方法を使う必要があります。

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