2016年8月26日金曜日

Windows 10 Anniversary Update を入れた感想

Windows 10 リリース 1 周年として、Windows 10 Anniversary Update が 2016 年 8 月 2 日に登場したそうです。



変更内容が多岐にわたる大型アップデートなんだそうで、いろいろと不具合も聞いたりするので自分の PC には今まで入れていませんでした。

メイン PC にはまだ入れていません。

今回、どうなってもいい?サブ PC に入れてみたので今更ながら報告してみたいと思います。

サブ PC は Dell Precision M4800 というモデルです。
Windows 8.1 Pro プレインストールモデルでしたが、Windows 10 Pro 64 bit を UEFI モードでクリーン インストールして使っています。

ちなみに、このモデルは発売時期は古いものの、2016 年現在も米国ではいまだに販売されている現行モデルで、Windows 10 構成も選べるので、Windows 10 との互換性は完全に問題ないはずです。

Anniversary Update 適用済みかどうか確認する方法

システム情報で確認できます。スタートをクリックして、msinfo と入力するとすぐに出てきます。

バージョンのところが「ビルド 14393」になっていれば適用済みです。

反対に、10586 とかだったらまだ適用されていません。

インストールする方法

Windows Update により勝手にアップデートされるようです。

スタート > 設定 > 更新とセキュリティ
更新プログラムのチェック
を押したところ、すでにアップデートが始まっているようでした・・・

Windows 10、バージョン 1607 の機能更新プログラム。
 というのが、Anniversary Update のようです。


再起動

インストールを完了するには、再起動する必要があります。

大型アップデートらしく、何度も再起動します。
さながら OS 再インストールのようです。
覚えてませんが、1 時間ぐらいはかかったと思います。



インストール完了

インストール自体には特に不具合は発生しませんでした。幸い。
結構見た目などは変わっている印象です。
タスク バーからして端の通知領域が変わっています。

スタート メニューは結構変わっているようです。いままでアプリ一覧は深い階層にあり、検索以外で見つけにくかったのですが、1 階層浅くなって使いやすくなっているはずです。

ほかにも全体的にインターフェイスの細かなデザインが手直しされています。


ライセンス認証の変更

さて、今回のアップデート最大の利点ともいわれるライセンス認証に関する変更についてです。
このライセンス認証をマイクロソフト アカウントに紐づけできる機能を利用するには、マイクロソフト アカウントでのログインに切り替える必要があるらしいです。
つまりローカル アカウントでのログインは廃止にする必要があるとのこと。
以下はまだ何もしていない状態での表示です。

すでに前のビルドでライセンス認証しているわけですから、当然アップデート後も認証されています。それでもちょっと表示が違います。これはデジタル登録情報(デジタル権利付与、Digital Entitlement)という名称は、デジタル ライセンスという名称に変更されたためのようです。

Windows はデジタル ライセンスによってライセンス認証されています。

マイクロソフト アカウントに紐づけすると、こんな感じになります。
Windows は、Microsoft アカウントにリンクされたデジタル ライセンスによってライセンス認証されています。

これで、今後大幅なハードウェア変更を行って認証がはがれても、何らかの仕組みで再認証できるということなんでしょう。

参考
Windows 10に実装予定の新ライセンス認証機能を試す

早速不具合を確認!

液晶ディスプレイの明るさ調節ができなくなりました。これは不便です。最大輝度になってます。まぶしくて目がつぶれそうです。

明るさ調整ボタンがグレーアウトして押せません。ドライバーは当たってるんだけど・・・

とりあえず、NVIDIA のサイトを見ると、Windows 10 Anniversary Update 用のドライバーがリリースされているようなので、それをダウンロード・インストールしてみたところ・・・解決・・・何とか使えそうです。

・・・と思ったのもつかの間、再起動するとまたできなくなってる・・・

これは使い物になりません・・・どうしよう、アンインストールしようかな・・・

追記
どうやら、デバイス マネージャーでディスプレイ アダプター (本機の場合 Quadro K1100M) を 1 回無効にしてからもう 1 度有効にすると解決することが判明。でも再起動したら元に戻っちゃうので、もう一度これをやる必要があります。めんどいです。

というわけで前のバージョンに戻す方法を確認

スタート > 設定 (歯車アイコン) > 更新とセキュリティ > 回復 > 以前のビルドに戻す
でできるはずです。

もう少し今のバージョンで踏ん張ってみたいです。

画面の明るさ MAX なのは苦痛なので、短期間のうちに改善されなければ前のビルドに書き戻す予定。

参考


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