返品しようにも、売主が海外にいるんではどうしようもないです。
もちろんあきらめるわけではありません。
というわけでマザーボードを買う
マザーボードを自腹で買って交換することにします。
ところで、この Precision M4800 というモデルは 2013 年から 2016 年まで販売された長寿モデルです。で、もともとの発売時にはマザーボードは搭載している液晶ディスプレイに応じて、以下の 2 種類がありました。
ところで、この Precision M4800 というモデルは 2013 年から 2016 年まで販売された長寿モデルです。で、もともとの発売時にはマザーボードは搭載している液晶ディスプレイに応じて、以下の 2 種類がありました。
販売期間の途中で
が加わり、また、普通の HD/FHD 液晶も eDP 接続タイプの液晶に変更されました。そのため、3K 用とは別の
- 4K 液晶
- IPS FHD 液晶
が加わり、また、普通の HD/FHD 液晶も eDP 接続タイプの液晶に変更されました。そのため、3K 用とは別の
- eDP 出力マザーボード
が新たに加わったんだそうです(4K 液晶がこれと別なのかは知らない)。この型番は C3V2K などだそうですが、調べていないので詳細はわかりません。
ともあれ、自分が入手しなければならないのは、3K 用の eDP 出力 + RGB バックライト用のマザーボードですので、これを入手することになります。
さて次に、どこから買うかです。
アメリカでは、オンラインの PC パーツ専門店がたくさん存在していて、日本に送ってくれるところも多いので、そういったところから買うのもいいと思いました。しかし、日本に送るのは送料が高く、代行業者経由で買った場合の方が安く上がる場合も少なくありません。
今回は、eBay セラーの方が安かったので、eBay で買いました。日本には送ってくれないセラーなので、代行業者で購入です。
代行業者への支払金額は 19,073 (USD 1 = JPY 110) になりました。もちろんこれも日本への送料・関税・消費税などの諸経費が数千円かかりました。もっとも、ほかにもいろいろ買って同梱発送しているので、諸経費の正確な金額は不明です。
交換
届いたマザーボードは未開封・未使用なのは確かながら、Dell 謹製のリファービッシュ品でした。Dell は同じ品質だって言ってるんだし、別に全然問題だと思いません。
そのまま作業です。
もちろん、壊さないように慎重に作業したのは当然です。
MXM GPU 交換時の動画はとっているので以下に掲載しておきます。
取り外したマザーボード
当たり前ながら、見た目でおかしいようなところはありません。自己診断でも検出されない不具合。いったい、何がいけなかったんでしょう。VAQ10 LA-7991P と記されていますが、これは LVDS のマザーボードでも共通のようです。
2013-09-25 の日付が入っています。液晶が eDP 化された後に製造されたものだと、LA-7992P になり、またもう少し後の日付が入っているようです。
初回起動・刺青
組み立てて、電源を入れるとあっさり起動。ただし、新品のマザーボードには
- Intel Management Engine の有効・無効
- サービス タグ
- アセット タグ
が登録されていないため、これを刺青(タトゥー)する必要があります。アセット タグについては任意です。後からでも登録できます。
新品のマザーボードで火入れすると自動的に登録画面が出てきます。HP とは違い、Dell の場合はユーザーが GUI 上から簡単に登録できるのはありがたいことです。
裏に貼ってあるシールを見て、間違いのないように慎重に入力します。1 回確定すると 2 度と通常の方法では変更できないので注意を要します。
ようやく使える状態に・・・
なりましたと。マザーボード故障品をつかまされてしまったせいで余計に 2 万円以上かかってしまい、普通に新品・保証付きを買っておいた方がよかったことになりましたが、GPU は使いまわしできたし、まあいいでしょう。
ところで、マザーボードを交換したのでライセンス認証が無効になったはずですが、新しいマザーボードにもどうやら Windows 8.1 Pro の SLP が搭載されていたようで、何もせずともライセンス認証されました。
続きます。
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