装着すると、充電ランプが 3 回点滅した後、1 秒ほどこれが点灯しますが、その後消えます。
BIOS 画面でもバッテリーのシリアル番号は検出されません。Windows でもバッテリーは検出されません。
現状を確認すると、シールが剥がれかけで、やけにふにゃふにゃして剛性が低い・・・なんかねじられたような感じです。
ともかく、どうしようもないバッテリーなので分解してみることにしました。
いうまでもないことですが、Li-ion バッテリーの分解は若干の危険が伴う場合があります。特に、充電が残っている場合はショートしたりすると危険です。何事も自己責任で始末できない方はやらないでください。
分解
バッテリーの分解は、普通に本体を分解したりするのとは違い、強固に接着された樹脂同士で構成された「殻」を壊していくことになりますので、とてもやりにくく、組み立て後も醜い傷が残ります。
端の部分からマイナスドライバーを突っ込んで開けていきました。
このバッテリーは HP 純正品です。UL をはじめとするいろいろな第三者機関のマークが目立ちます。さすが安全性に十分配慮された純正品だけあって、分解はとても困難です。
接着を壊すのには大変苦労し、樹脂は滅茶苦茶になりましたが、何とか開腹完了。
韓国 LG 製のセルが 8 個使用されているようです。
基板。充放電以外にもシリアルナンバーとか、サイクル数を表示したりと結構インテリジェントなバッテリーだからか、結構、石の数が多いです。
基板は 1 枚です。そこから、セル間で容量差が生じた場合に補正充電(放電?)するためと思われる配線も伸びています。
基板の裏側。
配線とか。
基板とセルの配線にはフレキシブル基板が使われているようです。
取り出すのも硬くてあちこち壊してしまったので、どこが悪いのかの診断はしてません。
取り出すのも硬くてあちこち壊してしまったので、どこが悪いのかの診断はしてません。
この部分はやけに簡単にちぎれましたんで、これが切れてた?わかりませんけど。
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