2016年3月11日金曜日

DisplayPort の最大解像度は何で決まるか?

DisplayPort (DP) で外部モニターなどに 4K 出力できるか?など気になったので調べてみました。

現在のところ外部モニターは大昔のアナログ VGA モニターしか使っていないのですが、なんとなく興味があったので・・・

以下の NVIDIA 公式の解説が分かりやすい感じだと思いますので紹介します。

もちろんハードウェア・ソフトウェア環境に依存する、のですが・・・

一般的な Windows マシンと NVIDIA GPU の組み合わせでは、基本的に GPU に搭載されている DP がどれぐらいの帯域幅を持っているか?で決まるようです。

帯域幅はどうやって決まる?

で、その帯域幅は
  • 画素数
  • 色深度
  • リフレッシュ レート
の積と、CVT 方式で決まるようです。

CVT には
  • CVT
  • CVT-R
  • CVT-R2
などがあって下ほど新しくオーバーヘッドが少ないため表示画素数、色深度、リフレッシュ レートが同じでも少ない帯域で表示できるということらしいです。

DisplayPort のバージョンが新しいほど CVT も新しいものが採用されているようなので、必要帯域幅はそれも考慮する必要があります。

というわけで、アナログ VGA のころのように一筋縄では計算できないようです。

結構複雑なんで簡易的な計算機があったらいいんですが・・・

参考

結局 4K 60 Hz で表示するにはどうすればいい?

で、帯域については DisplayPort 1.2 の場合だと、帯域は 17.2 Gbps あるようで、基本的に 4K 30 bit 60 Hz 出力ができるようです。

ただ、同じ DisplayPort 1.2 の GPU でも、モデルによっては少し帯域幅が違ったりする場合もあったりするようです。

例えば、上の NVIDIA の資料で言及されている GPU でいうと、
  • Quadro K6000
  • Quadro K5200
  • Quadro K2200
  • Quadro K620
は DCI 4K (4096 *2160) 出力画素数の場合でも
  • 30 bit
  • 60 Hz
出力ができるそうですが、それ以外のモデルでは、DCI 4K の場合
  • 30 bit
  • 48 Hz
までになるとのことです。

GPU とモニターの組み合わせごとに、必要な帯域幅を満たしているか?を調べる必要があるようです。

意外と DisplayPort ってややこしいです・・・

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