現在、YouTube で利用できる動画コーデックには H.264 と VP9 の 2 種類があるようです。前者は歴史あるコーデックで、多くのハードウェアが再生支援に対応していたりするのが利点ですが、圧縮効率が悪いのが欠点です。
VP9 は新しいコーデックで、再生支援に対応しているハードウェアは少ないのですが、圧縮効率は高いです。圧縮率が高いと貧弱な回線でもより高い動画品質が得られるとか、通信料金を節約できるなどの利点があります。
で、この VP9 コーデックは WebM コンテナーで提供されるので、それを有効にする必要があります。Firefox では、いまのところ初期設定だと WebM コンテナーは利用されないようになっているようです。
なので、有効にする方法を載せておきます。
方法
- Firefox のアドレス バーに about:config と入力する。動作保証対象外であることを了承して進む。
- webm と入力して検索する。
- media.mediasource.webm.enabled を true にする。再起動は不要で、その次に読み込むページから反映されるようです。
- YouTube HTML5 プレイヤーを右クリックし、詳細統計情報 (Stats for Nerds) を開いて Mime Type が vp9 になっていることを確認する。
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