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2016年9月9日金曜日

HP EliteBook 8560w/8570w + 新版 GeForce GTX 965M【MXM-A】

小型な MXM-A サイズの新型 GeForce GTX 965M を 8560w と 8570w につけてみました。


8560w と 8570w はどちらも LVDS 接続の FHD 液晶です。

カードの VBIOS は 84.06.52.00.27 というものです。

手順

特に書くことはありません。

バッキング プレートを 8560w に装着されていた GPU からはがしたものに張り替えて、元通り組み立てるだけです。

使えるが問題大有り

結論から言うとこの組み合わせでどちらも使用することはできました。しかし両方ともグラフィックス ドライバーをインストールするまではバックライトが点灯しません。

一見真っ暗でも液晶表示自体はしているので懐中電灯を画面にあてながら作業はできましたが。



ドライバーが当たった後はバックライト制御も動いたので、何とか使うことができたわけです。

理由は多分 VBIOS が LVDS 液晶をもうサポートしていないのでしょう。eDP の Dell Precision M4800 では普通に起動直後からバックライトは光りましたので。DreamColor 液晶なら eDP なので多分ドライバーが当たる前でも光ると思います(テストしてません)。

もちろんドライバーをインストールするということはあくまでも HDD 上のデータに変更を加えることにすぎないわけですから、ファームウェアからドライバーに制御が渡されるまでの OS 起動中や BIOS 設定画面は相変わらず光らないので懐中電灯が必要となります。

なお、両方ともプラグ アンド プレイでのドライバーのインストールはできず、.inf の書き換え (.inf mod) が必要でした。

テストしてませんが、多分 VGA 出力は作動しないと思います。

8560w + GeForce GTX 965M

Fire Strike は総合スコア約 5000 強、グラフィックス スコア約 6000 といったところです。
一番性能の低いオリジナルの Quadro 1000M に比べれば 6 倍ぐらいになったといえるでしょう。


8570w + GeForce GTX 965M

8560w と性能的に大差ないのでスコアは同じです。挙動もほぼ同じ。

8570w ではブート モードを UEFI Native にすると VGA BIOS に代わって GOP ドライバーが使用されるようになりますが、どちらに設定しても、ドライバーが当たる前においては液晶表示されるもののバックライト点灯しないのは同じです。


2016年4月28日木曜日

HP のノート PC に Dell の AC アダプターをつなげると・・・

1 か月ほど放置している間に地震があったりといろいろありましたが、久しぶりに更新してみたいと思います。

久しぶりに確認してみたらアクセス (PV) は毎日更新していた時よりもどういうわけかかなり増えているようでした。外国の方が多いようですね。英語版作ろうかな?

8560w で他社製 AC アダプターを使えるか

さて本日の話題は、Dell の AC アダプターを HP の PC につなげたら使えるか?という話です。以前もそういう記事を書きましたが、それはあくまでも EliteBook 8570w で検証しただけでした。

今回、検証するのは、8570w と見た目そっくりの前モデル EliteBook 8560w です。え、こんなに見た目そっくりのモデルで挙動が違うの?と思われるかもしれませんが、違ってなかったらわざわざ記事にしたりしません・・・

使ったのは、Dell の 19.5 V/9.23 A (180 W) AC アダプターです。プラグの形状は HP のスマート AC アダプターと同じです。中心に消費電力などの情報をやり取りする ID 端子があり、本体側で AC アダプターの上限能力に合わせた制御が行われるようになっているそうです。「スマート」という名のとおりです。

なお、本体側・スマート AC アダプターともに電圧には 18.5/19.0/19.5 V などがありますが、いずれもプラグ形状は互換性のある物で、極性も同じ、公式にも使いまわしできると記載されているものなので、電圧は関係しないと思われます。

で、その Dell の 180 W アダプターを 8560w に装着してみたところ・・・

バッテリーなしの状態でプラグを接続して電源ボタンを押すと、普通に起動しました。その状態でバッテリーを装着すると、充電されないものの、一応バッテリーは消費されませんでした。

で、その状態でプラグを抜くとバッテリー駆動になるわけですが、ここで再度プラグをつないでも、外部電源は使用されませんでした。どうやら、ID が認識されない外部電源よりバッテリーが優先されるようです。








8570w ではどうなるか

ちなみに 8570w では、Dell のプラグをつなげてバッテリーなしの状態で電源ボタンを押しても、電源インディケーター LED が点滅するだけです。8560w とは違います。どうやら、この辺の年代で HP は互換品を厳格に排除する設計に変更したようです。

プラグをつなげても全く充電も使用もされません。バッテリー駆動している状態とまったく同じです。その状態からバッテリーを取り外すと、電源が即落ちます。

Windows が起動している状態でプラグをつなぐと、HP Hotkey Support の機能で、このスマート AC アダプターは機能していないと表示されます。



2016年3月30日水曜日

HP EliteBook 8570w の IDT High Definition Audio Codec ドライバーを更新する

HP EliteBook 8570w などに搭載されているサウンド ドライバーは IDT 社の High Definition Audio Codec というものです。

8570w 用としては、HP の公式サイトでは Windows 8.1 までのかなり古いドライバーまでしか用意されていません。

Windows 8.1 だとどうか知りませんが、Windows 10 だといろいろとバグっぽい不具合があります。起動直後からしばらくは普通に機能してくれるのですが、色々とやっていると、ヘッドホン端子にプラグを装着しても本体のスピーカーから音が出てしまうとか・・・

IDT は、NVIDIA などとは違い、汎用のドライバーをユーザー直接供給してくれません。

というわけで、初代 ZBook 用のドライバーに更新してみることにしました。ZBook 用としても、Windows 8.1 までなのですが、バージョンはだいぶ新しいようです。

やり方は簡単です。

  1. HP 公式サイトから ZBook 15 Windows 8.1 用ドライバーをダウンロードしてくる。
  2. 普通にインストール。
  3. 再起動。

対応機種に 8570w は記載されていませんが、特に問題なくインストールできました。2014-01-20 の比較的新しいドライバーです。今のところ動作も普通にしているようです。



2016年3月27日日曜日

【CPU 交換】Core i7 3940XM Extreme Edition は動くか?

CPU 交換はどれぐらいまでできるかな?と思って調べてみた際のメモみたいなものです。検証はしてませんのでご注意ください。

8570w/8770w ではどうか?

Core i7 3940XM/3920XM は Extreme Edition という称号が付く最上位プロセッサーです。

 TDP 55 W です。一方、Core i7 3610QM 以上 3840QM 以下は 45/35 W となっています。

8570w の Quickspecs や Maintenance and Service Guide には記載は無いようですが、使えるでしょうか?

ちょっと個人的に引っかかるのは、8560w/8760w では Extreme Edition のプロセッサーも部品リストに載っているのに、8570w/8770w については掲載がないっていうことです。

8570w/8770w 用 BIOS アップデート F.40 (NOTEBOOK - System BIOS Update F.40 for 8770w and 8570w) には
Provides support for the new Intel i7-3940-XM processor.
とあるので、 事前に BIOS をアップデートしておけばできるはずです。やってる人もいますし。
http://forum.notebookreview.com/threads/8560w-gpu-upgrade-use-empty-dvd-slot-to-fit-mxm-3-0b-higher-spec-video-cards.768347/page-4

eBay を見てみると、8770w では Extreme Edition のプロセッサーを最初から搭載している構成もあるようです(インテルのシールの色を見て確認しただけですが)。

eBay では日本円で 40,000 円弱で 3940XM は取引されているようです。自分としては今のところ特にプロセッサーを変えようとは思っていません。というか、プロセッサーを交換するなら、本体ごと交換した方がずっとお得だと思うので。

2016年3月20日日曜日

【CPU 交換】Ivy Bridge のマザーボードで Sandy Bridge を使えるか?【HP EliteBook 8570w】

昨日は 8560w (Sandy Bridge) で Ivy Bridge の Core i7 3630QM は動くか?という検証をしてみました。

本日は逆に 8570w (Ivy Bridge) で Sandy Bridge の 2760QM は使えるか?という話です。

8570w の CPU との互換性に関係しそうな部分の仕様は・・・
  • ソケット側 FCPGA988
  • Mobile Intel® QM77 Express Chipset
  • もともとの CPU は Core i7 3630QM (TDP 45 W)
といったところです。

Sandy Bridge も Ivy Bridge も両方とも CPU 側ピン rPGA988B で共通なので、特別何もせずに装着はできます。

では動くでしょうか?

2016年3月12日土曜日

HP EliteBook 8570w に FirePro M5800 を付けてみたら・・・

今まで MXM GPU 交換に関してはより新しく高性能なカードに交換する「アップグレード」ばかりやってきましたが、今回はより古いカードを付けたらどうなるのか?という話です。

さて、今回は使うカードは 8540w 用の FirePro M5800 です。

結果やいかに・・・

2016年3月10日木曜日

HP EliteBook 8570w に Quadro K1100M を付けてみたら・・・

この PC に、Quadro K1100M を付けてみました。

K1100M は Dell Precision M4800 用のもので、それ用の VBIOS (80.07.CC.00.04) が入っています。UEFI GOP に対応した BIOS です。

8570w は UEFI Native モードになっています。

さて、どうなるか?

2016年3月5日土曜日

【液晶交換】HP EliteBook 8540w/8560w/8570w の液晶乗せ換えに関するメモ

ただのメモです。検証してませんのでご注意ください。

予備知識 MXM について

以下のいずれの機種も MXM 3.0 Type A の GPU を搭載しています。

MXM 3.0 では以下のディスプレイ出力が規格で定められています(ピンが割り当てられています)。

  • 1 つの アナログ VGA
  • 1 つの 24 bit デュアル リンク LVDS
  • 4 つのデュアル モード DisplayPort (HDMI/DVI サポート)

ただしモジュール側は、DisplayPort に関しては、2 つ以上持っていればいいことになっています。VGA と LVDS は必須です。

HP の ZBook 15 用 MXM モジュールの VBIOS は DisplayPort 出力しかサポートしていなかったりします。Dell の VBIOS に書き換えれば LVDS 出力もできるようになったりします。全部のモデルが eDP のためと思われます。

8540w

液晶は以下の種類がある。
  • HD (1366 x 768)
  • HD+ (1600 x 900)
  • FHD (1920 x 1080)
  • FHD DreamColor (1920 x 1080) 

マザーボードはいずれも共通で 50 pin 出力






LCD のピン数は・・・
  • HD は不明
  • HD+/FHD は 40 pin LVDS 入力
  • FHD DC は 50 pin LVDS 入力 + 20 pin バックライト入力 マザーボード出力と液晶の間にデコーダー基板あり
DC のピン数が多いのは 10 bit カラーに対応するためと思われる。
デコーダー基板までは DisplayPort のようです。
デコーダー基板には、STMicroelectronics 社製 STDP8028 という IC が乗っていて、ここで DisplayPort 信号を LVDS に変換しているらしい。
http://www.st.com/web/en/catalog/mmc/FM128/CL1746/SC991/PF217476

参考
http://forum.notebookreview.com/threads/m4600-ips-screen-corner-tint.595496/page-9

そのほか参考情報

K2100M在8560w上不能二次重启(黑屏),老大们懂这个不

[部件] 【原创】惠普DreamColor屏幕配套的解码板浅析

[部件] 【求助】8560w主板屏幕有两种接口吗? 

DC とノーマル液晶では違う部品がほかにもいろいろあるらしい。

8540w の FirePro M5800 の VBIOS 内部には以下のような記述があったりします。
https://www.techpowerup.com/vgabios/180377/180377.html
HP Versace MADISONXT DDR3 64Mx16 600E/800M MXM LVDS/eDP
eDP をサポートしているようです。

8560w/8570w

8540w の後継モデル。

  • HD はラインナップにない
  • マザーボード側コネクターの形状が違う

以外は基本的に同じのはず。
8540w のノーマル FHD 液晶を取り外して 8570w につけたりしてそのまま使えるらしい。

マザーボードは 50 pin 出力(全液晶共通)



マザーボード側コネクター(全液晶共通)




HD+/FHD (非 DC) 共通
40 pin LVDS コネクター 液晶側


同 ケーブル側




NVIDIA GPU 搭載時については・・・

  1. デスクトップ画面右クリック
  2. NVIDIA コントロール パネル
  3. システム トポロジ

で確認すると、LVDS 接続のノーマル FHD 液晶搭載時には、以下のようにアナログ VGA 接続されていることになっています。





DC 液晶搭載時には DisplayPort 接続と表示されます(コメントで教えていただきました)。

で、分解の必要な個所についてですが、HD+ を非 DC FHD に乗せ換える場合は、下半分を分解しなくても、液晶のベゼルを外して、中の液晶本体を外すだけで交換できます。ケーブルなど共通なので。バッテリーを外すのをお忘れなく。

その場合の手順は・・・
  1. ベゼル下半分 2 箇所にある目隠しを外す。接着されているだけです。で、ねじ 2 本を外す。
  2. こじ開けて外す。接着剤が固いかもしれません。
  3. ねじ 上 2 箇所、下 4 箇所を外す。
  4. 液晶パネルに接続されている 40 pin LVDS ケーブルを取り外す。
  5. 液晶パネル左右それぞれ 4 箇所合計 8 箇所のねじを取り外す。


非 DC を DC に交換する場合は、ケーブルや蝶番など多くの部品が違うので液晶モジュールを取り外す必要があります。

いずれにせよ手順・ねじの個所などはサービスマニュアルを参照いただくとして、特に難しい箇所はないかと。

以下に 8570w をノーマル液晶から DC 液晶に交換された方の記事があります。
https://mimoyan.wordpress.com/2016/02/09/30bit-color/

ZBook 15

上記 EliteBook 機種の後継モデル。FHD も含むどの液晶も内部接続が従来の LVDS から eDP に変わったので、8570w 以前のモデルとの使いまわしは基本的にはできない、と思われる。

が、FHD DreamColor に関しては 8570w 以前とどうやら同じで、デコーダー基板まで eDP、そこから LVDS っていうことらしい。

参考
https://www.laptopscreen.com/English/model/HP-Compaq/ZBOOK%2015%20SERIES/

ZBook 15 G2

今のところよく調べてません・・・

参考

2016年2月20日土曜日

【豆知識】Windows 8 モデルには COA ラベルがない?【BIOS キーについて】

ほとんどの場合、メーカー製 PC には Windows がプレインストールされていると思います。

そしてインストール時に必要なプロダクト キーが記された COA (Certificate of Authenticity)  ラベルが何らかの形(本体への貼り付けなど)で存在していて、ノート PC の場合は本体の底、バッテリーの下などに張り付けてあるのが普通でした。

ところが、Windows 8 以降はこの COA ラベルは貼り付けされていない場合があるようです。というか、ほとんどのケースで Windows 8 などがプレインストールされたメーカー製 PC には存在していないようです。

ではプロダクト キーはどこに行ったかというと、BIOS の内部にその PC (マザーボード) 固有のキーが埋め込まれる形になったようです。なおこのように BIOS のキーを利用する方式をマイクロソフトではシステム・ロック・プレインストレーション (SLP) と呼んでいるそうです。

ちなみにより一般にはこういった BIOS にライセンス情報が埋め込まれるような方式を Software Licensing Description Table (SLIC) というそうです。

なお BIOS にキーが埋め込まれている方式は Windows 8 より前の Windows 7/Vista/XP などにも存在していていくつかの変更を繰り返してきたようですが、Windows 8 でその方式は目に見える形で変わったということです。

では Windows 8/8.1 をインストールするときにどうすればいい?

で、そのキーはどうやって利用されるのかというと、Windows 8/8.1 のキーが埋め込まれた PC に Windows 8/8.1 をインストールすれば自動的にキーが Windows によって読み込まれるという形になるとのことです。

ユーザーからしてみれば、Windows 8/8.1 をマイクロソフトのサイトからダウンロードしてインストールすれば自動的にキーが読み込まれるわけなので、本体を裏返してキーを入力したりする手間が省けて便利という面もあります。

また、PC を使っているうちに底面の COA ラベルは破損したりすることもよくありましたが、その心配もなくなっているといえます

なお、ライセンス認証はキーの読み込みとは別に行う必要があるそうです。といっても、インターネットに接続すると自動的にされるようですが。

ちなみに、COA ラベルの代わりに Windows 8 の縦長な小さいラベルは貼ってあります。

一応特殊な使い方をする場合、キーがないのは不利な点もないわけではないのですが・・・そういうことをされる方にこんな説明は意味ないと思いますので省きます。

Windows 8 プレインストール モデルでのラベル貼り付け例

画像は HP EliteBook 8570w の Windows 8 プレインストールモデルです。8570w のプレインストール OS は Windows 7 の場合と Windows 8 の場合があります。 

Windows 7 モデルの場合は Windows 7 のステッカーがパームレストに貼られていたりしますが、Windows 8 モデルではインテルの搭載プロセッサーのラベルのみが貼られています。殺風景ですがはがされているわけではありません。


その代わり、裏蓋に Windows 8 の小さなステッカーが貼ってあります。


そして、Windows 7 モデルではバッテリーを外すと COA ラベルがありましたが、Windows 8 モデルにはありません。




2016年2月18日木曜日

【Windows 10】グループ ポリシーでデバイス ドライバーの自動更新をブロックする

そもそもなんでドライバーの自動更新をブロックする必要があるのか?事情は様々だと思いますが・・・当方の場合は以下のような事情があります。

当方が使っている 8570w には HP 3D DriveGuard という機能が搭載されており、以下のような動作をします。
  1. LCD を開いている際に、センサーが大きな衝撃を検知するとハードディスクのヘッドを退避させる。
  2. LCD を閉じている状態では、センサーがわずかな移動にも反応してハードディスクのヘッドを退避させる。
この機能はデバイスマネージャーの HP Mobile Data Protection Sensor というセンサーによって実現されています。

一見するとよさそうな機能なのですが、ハードディスクのヘッドが退避しているということはその期間一切ディスクにアクセスできないということになります。

出荷時の Windows 8 ではそれでもうまく動作してくれたのですが、Windows 10 ではハードディスクにアクセスできない状態が続くと、ブルースクリーンが出てクラッシュし再起動してしまいます。いわゆる BSOD です。

そこでこの HP Mobile Data Protection Sensor を無効化する必要があります。ただ、残念ながらこのデバイスはデバイスマネージャーから無効にすることはできず、無効化するにはドライバーごと削除するしかありません。

問題が発生・・・

Windows 10 ではそれより前の Windows とは異なり、デバイス ドライバーを含むすべてのアップデートが強制されるように仕様変更されています。

簡単な操作では Windows Update によるドライバーの更新を止められないということです。

一応マイクロソフトから Windows Update によるドライバーの自動更新をユーザーが選択してブロックできるツール (Hide Update) が出ているのですが、どうも当方の環境ではこれが機能していないようです。

OS を再インストールするまではこのツールでブロックできていたのですが、再インストール後はこのツールで Hide しても勝手にインストールされるようになりました。

理由はわかりません。このツールが出たのはだいぶ前なので OS の仕様変更があって機能しなくなった・・・?わかりませんが、ともかく困るのは確かなので何とかする必要があります。

今回は、グループ ポリシーを使ってみることにします。使い方は、階層が深く頻繁な操作は面倒なものの、いたって簡単です。

グループ ポリシー エディタで自動更新をブロックする

グループ ポリシーを利用できるのは Windows 10 Pro/Enterprise 版となります。Home 版では利用できません。ほかの方法をあたる必要があります。

やり方は以下の通りです。

グループ ポリシー エディタを開く。スタートメニューをクリックし、gpedit と入力すると見つかるはず。
Computer Configuration>Administrative Templates>System>Device Installation>Device Installation Restrictions と辿る。
Prevent installation of devices that match of any these device IDs をダブルクリックし開く。
Enabled を選択し、Show をクリックする。
自動更新をブロックしたいデバイスのハードウェア ID をコピー・ペーストして OK をクリックする。

あとはドライバーを削除するだけです。

デバイスのハードウェア ID を確認する方法

デバイスのハードウェア ID は以下画像のようにデバイス マネージャーから確認できます。


2016年2月14日日曜日

【小ネタ】EliteBook ポイント スティックのキャップは使いまわしできるか?

EliteBook の上位機種にはキーボードの真ん中にタッチスティック(スティック型ポインター)がある機種も多いです。当方が使用している EliteBook 8570w にも搭載されています。



ただ、中古品だとこれ用のキャップが欠損している場合は多いですよね。そこで、これだけを入手したい場合もあると思います。

幸い、このキャップの入手性はそれほど悪くありません。例えば当方の持っている 8570w ではキャップは ThinkPad のそれと同じ形状になっていて使いまわしできます。

また、これらのキャップは、8540w ではブラック、8570w ではオレンジになっていたりしますが、色が違うだけで互換性はあるので使いまわしできます。ですので、単に黒いほうが好みだったりすれば付け替えることもできます。下画像は 8540w の黒いものです。



注意!!!

ただ、注意点があります。それは、上のゴムのような質感の柔らかい部分だけが欠損しているのであれば問題ないのですが、下のプラスチックの土台の部分も引っ張ると一緒にとれる場合もあり、中古ではこれも一緒に欠損している場合もあったりします。

その場合は、ゴムのキャップだけ入手しても付かないので注意してください。













下は引っ張るとプラスチックの土台も一緒にとれた場合です。

2016年2月12日金曜日

【小ネタ】ミュート・無線のオン・オフ切り替えボタンのランプを機能させるには?

画像は HP EliteBook 8570w のものです。



この機種には本体右上に
  • 無線のオン・オフ
  • 音量オン・オフ(ミュート切り替え)
  • HP Quickweb ボタン
  • 電卓ボタン
があります。

どのボタンも、Windows 10 の標準ドライバーで動作はしますが、このうち左 2 つの無線と音量のボタンのインディケーター LED は、オフで黄色、オンで白色に切り替わるようになっていますが、これを機能させるにはオーディオのドライバー(この機種では (IDT High-Definition (HD) オーディオドライバー) が必要なようです。

一応 Windows 10 が勝手に当ててくれるドライバーでも音は出ますし、ボタンも機能しますが、色は切り替わりませんでした。


2016年2月8日月曜日

【Windows 10】UEFI Native モードでのブート時間は?

Windows 10 を UEFI モードでインストールしてみた結果です。

今回は HP EliteBook 8570w という機種にインストールしてみました。この機種の BIOS 設定画面には以下の 3 つの選択肢があります。
  • Legacy
  • UEFI Hybrid (With CSM)
  • UEFI Native (Without CSM)

今回は UEFI Native (Without CSM) に設定しています。プライマリーの HDD および PXE 以外からのブートを無効にすることで起動時間を短縮する Fast Boot も有効にしています。Secure Boot は有効にしていません。



Fast Boot について

Fast Boot は プライマリーの HDD および PXE 以外からのブートを無効にすることで起動時間を短縮するオプションです。UEFI をサポートしていても、対応していないモデルもあります。

対応している機種でも、DriveLock パスワードを設定していたり、HP ProtectTools ユーザーが存在すると選択できなくなったりします。

後者は HP ProtectTools というユーティリティをインストールすると自動的に設定されてしまうようです。



Secure Boot について

セキュア ブートは UEFI Native を有効にした場合のみ利用できます。UEFI に対応していても、対応していないモデルもあります。

UEFI Native での起動時間は?

さて、電源を入れると、いきなり HP のロゴが出て起動する感じになります。Windows の青いロゴは出ません。これは視覚的にわかりやすいのですぐに気づけます。

ストレージは東芝の MQ02ABD100H という SSHD を使っています。大体最初の時計表示などがあるログイン画面までの起動時間は 20 秒弱といったところです。



ちなみに Fast Boot を無効にした状態とは違い "Press the ESC key for Startup Menu" などのメッセージは表示されませんが、電源投入直後に BIOS 設定画面にアクセスすることはできます。ただし、かなり短い間に esc や f10 などのキーを押す必要があります。受付時間はかなり短いので、起動時から押しっぱなしにしないととりこぼされてしまいます。

ちょっと気になった点があるとすると、レガシーの時に比べて BIOS 設定画面が出るまでの時間が相対的にかなり長い感じです。ま、頻繁に設定を変える必要はないでしょうから問題ないでしょう。

これで再起動が必要な場合のイライラは若干軽減されたのは事実だと思います。といっても、いろいろと Windows 10 での環境も安定してきた感じで、あんまり再起動が必要なことはなくなってしまいましたが。

当然ながら、起動してからは特に効果はありません。OS を再インストールするのには 1 時間ほど必要でしょうから、時間が貴重な方でしたら、OS 再インストールにかかる時間と UEFI Native ブートで節約できる時間を天秤にかけてみてください。

もっとも、OS を再インストールするとなればデータを移行して設定をやり直す必要がありますので、もっと時間はかかるかもしれません。また逆の観点から言うと OS のインストール中は常に操作が求められるわけではないですから、実質的な時間はそこまで必要でもないという人もいるかもしれません。

レガシーの場合はどんな感じだったか?

電源を入れると、まず HP のロゴが数秒出て、それから Windows の青いロゴが出て起動していく感じでした。別に遅いとは感じませんでしたが、UEFI Native の時よりは断然遅いです。


2016年2月4日木曜日

【Windows 10】UEFI モードに切り替えてインストールしたけどレガシーになってる【何故?】

この前、SSHD へ交換した HP EliteBook 8570w に Windows 10 を UEFI モードでインストールしようと思いました。

BIOS の初期設定では従来方式の "Legacy" になっています。

Boot Mode の選択肢には 3 つあります。
  • Legacy
  • UEFI Hybrid (With CSM)
  • UEFI Native (Without CSM)

この中から UEFI Hybrid (With CSM) に切り替えてクリーン インストールしてみました。


あれ、変わらない・・・?

インストールは普通に終了しましたが、なんか起動自体はあんまり変わらないかな?と思いながらも、普通に使っていましたが、Windows のシステム情報で確認すると BIOS Mode が Legacy になっています。どうやら従来方式でインストールされてしまったようです。


BIOS 設定画面にあった CSM というのは "Compatibility Support Module" の略で、従来の MBR ブートや、そのほかレガシーなデバイスとの互換性を維持するモードのようです。

UEFI モードでインストールする場合、これはオフにしなければならないようです。

というわけなので、Windows 10 を UEFI モードでインストールしたい場合、Without CSM を選択しなければならないようですね。

2016年1月25日月曜日

Quadro K2200M SpecViewperf 12.0

SpecViewperf 12.0 の結果は以下のようなものでした。

Viewperf 12.0

ViewsetCompositeWindow
44.251900 x1060
38.351900 x1060
0.801900 x1060
30.481900 x1060
14.791900 x1060
22.021900 x1060
32.201900 x1060
63.471900 x1060







Graphics Hardware Configuration
Graphics AcceleratorNVIDIA Quadro K2200M
Graphics Driver Version10.18.13.5456
Display Resolution1920x1080 @ 32 bpp
Display Size/TechnologyN/A
Display Refresh Rate59 Hz
Display NameN/A Hz
System Hardware Configuration
ManufacturerHewlett-Packard
ModelHP EliteBook 8570w
Processor TypeIntel(R) Core(TM) i7-3630QM CPU @ 2.40GHz
Processor Base Frequency2401 MHz
Number of Populated Processor Sockets1
Number of Physical Cores per Processor Socket4
Number of Logical Cores per Processor Socket8
Number of Processor Threads per core2
L1 Cache per Socket (KB)64
L2 Cache per Socket (KB)256
L3 Cache per Socket (KB)6144
System Memory16GB
Memory TypeUndefined
Memory Speed1600 MHz
Memory Configuration4GB , 4GB , 4GB , 4GB
Disk ModelHitachi HTS727550A9E364
Disk Size465.76GB GB
Software Configuration
Operating SystemMicrosoft Windows 10 Pro64-bit
Submission Details
Test Date2016-01-25 08:16:33
Submitted bySubmitter company
System Customization
AAA
System Supplier
BBB
Comments
CCC

2016年1月24日日曜日

熱伝導グリス MX-4 を買ってみた【熱伝導率の高い絶縁グリス】

8570w に装着した Quadro K2200M が熱いので、買ってみました。

既存のグリスは熱伝導率 0.62 W/mK の安物です。なぜこれを買ったのかというと、単に一番安かったからです。



新しいグリスは熱伝導率 8.5W/mK なので、熱伝導率は 8.5 / 0.62 = 13.70 倍になることになりますが、グリスの影響はそもそも少ないという話もあって、今まで一番安いグリスを使っていました。

ちなみに 8570w のヒートシンクは CPU、GPU とも共通でファンが一つという仕様です。

K2200M は 65 W もあり、55 W までの純正グラフィックス用の冷却容量では全く足らないようで、CPU は 最大 105 °C、GPU は最大 93 °C 程度に達してしまい、自動クロック制限が常時かかっている状態なので、少しでも冷やしたいと思い藁にも縋る気持ちでグリスを買った次第です。



このグリスの謳い文句は以下のようなものです。


  • ブランド ZAWARD
  • 商品重量 27 g
  • 梱包サイズ 15.8 x 10.1 x 2 cm
  • メーカー型番 MX-4/4g
  • 密度 : 2.5g/立方cm
  • 粘度 : 870poise
  • 重量 : 4g
  • 熱伝導率 : 8.5W/mk
  • 絶縁タイプなのではみ出てもショートしない。


塗り替えてみた結果についてはそのうち書きます。

2016年1月15日金曜日

HP EliteBook 39.6 cm MXM-A の機種で使えるグラフィックカード一覧

39.6 cm 液晶ディスプレイのモデルでは、小型の MXM-A カードが装着できます。

なお過去記事で何度も書いてきましたが、物理的に装着できるからといって動作するとは限りません。多くの場合 VBIOS の互換性が問題になります。

以下の情報のほとんどは伝聞情報のため、正確性は未知数です。

通常の液晶ディスプレイでは使用できても、Dreamcolor 液晶ディスプレイ (10 bit) の場合、対応しないことがあります。

EliteBook 8540w

以下 4 カードは純正
  • NVS 5100M 
  • Quadro FX 880M
  • Quadro FX 1800M
  • FirePro M5800

以下非純正、伝聞情報です。
  • Quadro 2000M VBIOS 不明 
  • FirePro M4000 Dell モジュール HP VBIOS いろいろ問題があるそうです。

EliteBook 8560w

以下の 3 カードは純正
  • Quadro 1000M
  • Quadro 2000M
  • FirePro M5950

以下非純正、伝聞情報です。
  • Quadro K2100M VBIOS MSI 80.06.69.00.06
  • Quadro K2200M VBIOS ?

Elitebook 8570w

以下の 3 カードは純正
  • Quadro K1000M
  • Quadro K2000M
  • FirePro M4000 

以下非純正、一部伝聞情報です。
  • Quadro K2100M VBIOS Dell 80.06.61.00.08 非 DC ディスプレイで検証済み
  • Quadro K2200M VBIOS Dell 82.07.5F.00.09 非 DC ディスプレイで検証済み

2016年1月13日水曜日

HP EliteBook 8560w と 8570w の違いは?【よく似た数歳差の兄弟みたいなもの!】

HP EliteBook 8560w という 2011 年発売のノート PC と、その後継で 2012 年発売の 8570w というモデルはお互いに瓜二つといっていいほど、外観はよく似ています。

もちろん外観だけではなく、使用している部品にも結構共通部品があります。

後継モデル 8570w では何が違うのか、というと・・・

性能面

  • CPU が Sandy Bridge 世代から Ivy Bridge 世代に変更。
  • チップセットが新しい世代用に変更。
  • メモリーが DDR3 PC10600 から DDR3 PC12800 に変更。
  • 搭載グラフィックが DirectX 11 世代から DirectX 12 世代に変更。それに伴って DisplayPort も 1.2 対応。
  • Bluetooth が 2.1 から 4.0 に変更。
  • 一部のモデルは Windows 8 ライセンスで販売された。該当モデルでは BIOS にプロダクトキーが埋め込まれており、COA ステッカーの貼り付けがもともとない。マイクロソフトのサイトから Windows 8.1 をダウンロードしてインストールすれば、自動的にライセンス認証される。
  • Windows 10 用ドライバーが一部用意される。

機能面

  • HDD を取り外さずに SSD を増設できる mSATA スロットが搭載された。
  • バックライトキーボードの明るさが 2 段階に変更できるようになった。
  • 液晶バックライト照度制御用の周辺光センサーが廃止された。私見ですが、まったく役に立たないので気にしなくていいかと。
  • BIOS が新しい。

意匠面

  • キーボードのフォントは、8560w ではどことなしに Mac 風の中央に文字があるデザインだったが、8570w では若干左上に文字がある普通のデザインになった。また周辺光センサー非搭載のため、切り替えファンクション (f11) 廃止。
  • ディスプレイ背面の HP ロゴが光る制御がちょっと変わった。

2016年1月12日火曜日

HP EliteBook 8560w 8570w キーボードを外すのが固い【爪の位置は?】

という質問を YouTube の動画のコメント欄で受けたので、爪の位置がわかる動画を作りました。

この機種では、パームレストから生えている爪が、キーボードの爪穴には嵌められて固定されています。

爪穴はキーボード上部に 3 箇所、横部分に 4 箇所あります。

パームレストの爪は上部には 3 箇所あります。しかし、横部分に関しては、左右の横上の 1 箇所にしかありません。

それぞれの爪の位置

キーボード上部の爪は以下のキーの上部にあります。
  • f4
  • f9
  • delete

キーボード横上の爪の位置は以下のキーの横にあります。
  • pg dn と - の間
  • esc と ~ の間


2016年1月7日木曜日

Quadro K2200M を HP EliteBook 8570w に装着してみた【ドライバーのデジタル署名の強制を無効にする方法】

タオバオで 15000 円強で買った Quadro K2200M を 8570w に装着してみました。

このカードの特徴は以下のようなものです。

公式サイトはこちら

HP のワークステーショングラフィックス紹介 PDF はこちら

概要をおさらいしておくと・・・
  • Maxwell アーキテクチャー
  • 2 GB GDDR5 メモリー 80.2 GB/s
  • MXM-A 型だが MXM-B プラットフォーム向け
  • 消費電力 65 W
  • 性能はおおむね GeForce GTX 960M 並み


動作するか?

当方の 8570w はもともと FirePro M4000 という TDP 33 W のカードがついていましたので、それから比べると消費電力は 32 W 増しでほぼ 2 倍ということになります。

純正設定されているビデオカードでは Quadro K2000M の 55 W が最高なのでそれから比べれば 10 W 増しです。

したがって電源容量や発熱などに不安があります。また、VBIOS の互換性も心配です。

一応、8570w、8560w で使用できるという情報はありましたが。

結論から言うと、使用することはできました。

VBIOS は 80.07.5F.00.09 という Dell の VBIOS が入っていて、まったく書き換える必要はありませんでした。

デバイスドライバーを導入するには .inf に少し書き加える必要があります。したがってデジタル署名は利用できません。

ただ、負荷をかけた状態での放熱には結構問題がありました。

分解

バッテリーを外し、分解します。以下のコンポーネントを順番に外す必要があります。

サーマルパッドは新品を用意しておいた方がいいでしょう。ebay などで安く買えます。

  1. サービスドア
  2. 光学ドライブ
  3. ハードディスク
  4. キーボード
  5. パームレスト
  6. ヒートシンク・ファン
  7. ビデオカード (MXM)
詳しい分解方法については、K2100M に交換した際の過去記事をご覧ください。


組み立て

分解したら、バックプレート(ブラケット)を張り替えて、サーマルパッドを張りつけ、グリスを塗り、組み立てます。

火入れ

そのまま電源を入れます。VBIOS は 80.07.5F.00.09 というバージョンで、書き換える必要はありませんでした。このまま使用します。

1 回だけ再起動しますが、普通に Windows 10 が起動します。

次にドライバーを当てようと思い、NVIDIA 公式サイトから拾ってきてインストールしようとしますが、サポートされていないとか出てインストールできません。

どうやら、このモデルに K2200M を装着することは想定されていないようです。

.inf Modification Method

ただし、それでも NVIDIA のドライバーをインストールする方法はあります。とても簡単です。

「HP の PC で K2200M をサポートしているモデル用のドライバー」がインストールされるように、.inf を書き換えてしまえばいいだけです。要するに、この 8570w (モデルコード 176B) も対応機種として追記するような形となります。

8570w のモデルコード : 176B
Quadro K2200M のデバイス PCI ID : 13B3
HP のベンダー ID : 103C

当方はこのサイトの情報を参考に行いました。

方法は以下の通りです。

普通に NVIDIA からインストールしたいドライバーを拾ってきます。そしてそれを実行します。すると解凍され、インストーラーが実行されますが、対応していないとか出て失敗します。

しかし、ドライバーは解凍されていますので、それを開きます。

当方がインストールしたドライバーはデフォルトでは以下にありました。ドライバーのバージョンと Windows のバージョンによって分かれています。
C:\NVIDIA\DisplayDriver\354.56\Win10_64\International\Display.Driver
この中にある HP 用の .inf である nvblwi.inf を書き換えるのが今回の作業です。


次に、デバイス マネージャーを開いて、K2200M (ドライバーが当たっていない状態では Microsoft Basic Display Adapter) のプロパティを開き、ディスプレイ アダプターのハードウェア ID をメモ帳などに貼り付けておきます。当方の 8570w では以下のようになっていました。
PCI\VEN_10DE&DEV_13B3&SUBSYS_176B103C


先ほどの .inf を開きます。

%NVIDIA_DEV.13B3.2256.103C% = Section035, PCI\VEN_10DE&DEV_13B3&SUBSYS_2256103C 
のすぐ下に以下のように書き加えました。
%NVIDIA_DEV.13B3.176B.103C% = Section035, PCI\VEN_10DE&DEV_13B3&SUBSYS_176B103C


あと、Strings に以下のように書き加えておきます。NVIDIA_DEV.13B3.2256.103C = "NVIDIA Quadro K2200M "のすぐ下です。
NVIDIA_DEV.13B3.176B.103C = "NVIDIA Quadro K2200M "



これだけで完了です。

デジタル署名の強制を無効にした状態でドライバーをインストールする

さて、インストールですが、こうやって .inf を書き換えたことによって、ドライバーはデジタル署名されていないことになってしまったため、そのままではインストールできません。以下のようなエラーが出ると思います。


そこで、ドライバーのデジタル署名の強制を無効にした状態でインストールする必要があります。

そのためには Advanced Startup で再起動する必要があります。以下の様に行います。
  1. スタートメニュー
  2. Settings
  3. Update & Security
  4. Recovery
  5. Advanced Startup
  6. Restart Now

すると青い画面にいろいろな選択肢が表示されるので Disable driver signature enforcement を探します。現在は以下のように進んでいけばいいようです。
  1. Troubleshoot
  2. Advanced Options
  3. Startup Settings
  4. Restart to change Windows options such as:
  5. Restart
  6. Disable driver signature enforcement
Windows が起動したら、その状態でドライバーをインストールして、再起動します。途中ドライバーがデジタル署名されていない旨の警告が出ますが了承します。


再起動してインストールできていることを確認します。デジタル署名はされていませんが仕方ないです。それで不都合があるならやるべきではありません。



GPU-Z


ベンチマーク結果

これには大満足です。大体 K2100M は Fire Strike 1774 でしたから、約 2.22 倍のパフォーマンスになりました。GeForce GTX 960M 並みってことろでしょうか?

3DMark Fire Strike 1.1
3922



3DMark 11 無料版デフォルト設定
P5509



問題点

65 W の発熱はすさまじく、完全に放熱が追い付いていません。あっという間に上限温度に達してしまいます。

GPU-Z で確認すると、最大で 93 °C に達しているようでした。

90 °C を超えると PrefCap Reason (Performance Capped Reason) Thrm となっている通り、自動的にクロックダウンされているようです。幸いなことにコアクロックがいくらか制限されるだけのようなので、それほど遅くなったとは感じません。

発熱は心配ですが、これ以上できることもないので、自動パフォーマンス制限に任せておき、壊れたらもう 1 つビデオカードを買うぐらいの覚悟で使っていくことにします。そのころには安くなっているでしょうし。





一連の動画

一連の作業を動画にまとめておきました。詳細な分解作業などはチャンネル内にあります。