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2016年8月24日水曜日

CPU 交換ができるノート PC は間もなく絶滅する?

メーカー製、自作ともに、デスクトップ PC だと CPU は交換できる機種が多いと思います。

ノート PC や そのほかのモバイル PC では・・・
  • マザーボードに直接はんだ付けで CPU が取り付けられていて交換できない機種
  • マザーボードのソケットに装着されていて交換できる機種  (下画像)
の両方がありました。

比較的大型な機種では、CPU 交換ができるノートブックも珍しくはありませんでした。最も、BIOS が対応していないと形状があっても動作しないことはありましたが。

Haswell (第 4 世代) までは交換できるタイプもあった

例えば、第 4 世代 Core プロセッサーのモバイル版から、似たような名称の 2 モデルを例示してみると・・・
  • Core i7 4700MQ
  • Core i7 4700HQ
前者は PGA (ピン・グリッド・アレイ) というソケットに装着するタイプで、後者は BGA (ボール・グリッド・アレイ) というマザーボードに直接はんだ付けされるタイプです。
このように、交換可能なタイプのモバイル版プロセッサーも用意されていたのです。

参考

もうノート PC での CPU 交換は過去の話になる?


ところが、Broadwell (第 5 世代 Core プロセッサー) 以降では「M」から始まる交換可能なタイプが廃止されてしまいました。

参考

この状況は第 6 世代である Skylake でも同じみたいです。

参考

おそらく今後はデスクトップ版プロセッサーを搭載したノート PC でもない限り、CPU 交換はできないと考えたほうがいいでしょう。

2016年3月20日日曜日

【CPU 交換】Ivy Bridge のマザーボードで Sandy Bridge を使えるか?【HP EliteBook 8570w】

昨日は 8560w (Sandy Bridge) で Ivy Bridge の Core i7 3630QM は動くか?という検証をしてみました。

本日は逆に 8570w (Ivy Bridge) で Sandy Bridge の 2760QM は使えるか?という話です。

8570w の CPU との互換性に関係しそうな部分の仕様は・・・
  • ソケット側 FCPGA988
  • Mobile Intel® QM77 Express Chipset
  • もともとの CPU は Core i7 3630QM (TDP 45 W)
といったところです。

Sandy Bridge も Ivy Bridge も両方とも CPU 側ピン rPGA988B で共通なので、特別何もせずに装着はできます。

では動くでしょうか?

2016年3月19日土曜日

【CPU 交換】Sandy Bridge を Ivy Bridge に交換して動くか?【HP EliteBook 8560w】

HP EliteBook 8560w は Sandy Bridge (第 2 世代 Core iX) の CPU を搭載している機種です。

この PC に Ivy Bridge (第 3 世代 Core iX) の CPU 乗せたらどうなるでしょうか?

今回検証に使う CPU はそれぞれ以下の通りです。
  • Core i7 2670QM (Sandy Bridge)
  • Core i7 3630QM (Ivy Bridge)
両方ともソケット・ピンの形状は同じで、ソケット側は FCPGA988、CPU 側ピンは rPGA988B です。

さて結果やいかに・・・

2016年3月7日月曜日

インテル・ターボ・ブーストが機能しなくなってしまった 対処法は?

HP EliteBook 8540w という機種の話です。

この機種を使っていて、なぜかターボ・ブーストが作動しなくなってしまう、という症状が出ました。

原因はよくわかりません。そもそもタスク マネージャーを見て周波数を確認したりしない限り、気づくものでもないのでいつ頃からなっていたのかも不明です。

昨日、ちょっと見てみて

おや?なぜか CPU の周波数が 2.35 GHz から上がらないぞ?

と気づいたわけです。

本来だったら、2.6 GHz まで上がらないといけないはずなんですが・・・

以下のように、CPU-Z の Stress Test 機能で負荷をかけても 2.35 GHz より高くはなってくれなくなりました。

この PC と CPU について

この PC には、Core i5 520M が搭載されています。520M には CPU 内蔵グラフィックスも搭載れていますが、EliteBook 8540w は独立 GPU を搭載しているモデルで、CPU 内蔵グラフィックスは一切使用されない仕様になっています。

CPU はインテルの公式サイトによれば、プロセッサー・ベース動作周波数は 2.4 GHz です。
一方、ターボ・ブースト利用時の最大周波数 2.933 GHz となっています。


後者のターボ・ブースト時の周波数というのはあくまでも 1 個のコアに高負荷がかかった場合の話なので、全部のコアに負荷がかかった場合はもう少し低いクロックで動作することになります。その場合は、大体 2.6 GHz のようです。

原因は何か?

Google 検索などでいろいろ原因を調べてみたところ、ほかにも結構こんな風になっている人はいるみたいで、以下のようなアドバイスが見つかりました。
  1. CPU の温度が上がりすぎないよう冷却をよくする。
  2. Windows の電源オプションを高パフォーマンスにする。
  3. BIOS を初期設定にする。
  4. CMOS クリアする (RTC バッテリーを外す)。
まず、温度は問題ありません。高負荷時でも 75 °C ぐらいです。

電源オプションでは何も変わりませんでした。

CMOS クリアもやってみたのですが変わりません。

結局 BIOS を初期設定に戻すことで解決しました。原因は何だったんでしょうね。そもそも、BIOS 設定画面にはターボ・ブーストの設定項目なんてないと思うのですが・・・こんなこともあるんだ・・・


こんな風にターボ・ブーストが無効になっていても PC が教えてくれるわけではないので、急に CPU が遅くなったと感じたら、ブーストが機能しているかどうか確かめてみるのもいいかもしれません。

2016年2月22日月曜日

【小ネタ】中古 PC の搭載 CPU をインテルのラベルから推定しよう!

中古 PC を買うときには売主の商品説明を参照することになると思います。そこに詳細な仕様、あるいはそれにつながる詳細な品番があり、かつメーカーの公式サイトなどが残っていればいいのですが、搭載している CPU がわからない、という場合もあるかと思います。

昔はそれでもプロセッサーの名前は次々に代わっていきましたので判別しやすかったのですが、いまは基本的に「世代」は Core 系で言えば第 6 世代まであるものの、名前はどの世代でもどれも
  • Core i7
  • Core i5
  • Core i3
などといった感じで新旧が紛らわしいです。

後ろにある数字の上位 1 桁が世代なので、それが書いてあればわかります(ただし第 1 世代には世代数字なし)。

例えば第 1 世代なら
Core i5 520M
Core i7 820QM

第 2 世代なら
Core i5 2520M
Core i7 2720QM

第 3 世代なら
Core i5 3210M
Core i7 3520M
Core i7 3720QM
などといった感じです。

しかし単に "Core i7" などと書いてるだけで周波数などが書いてない、あるいは電源が入らないようないわゆる「ジャンク品」で CPU の種類を確認できなかった、とか・・・

そもそも売主の説明に疑問があるので自分で調べたい、という場合もあると思います。というわけなのでステッカーから推定する方法をちょっと考えてみました。あくまでもステッカーなので信頼性は低いですし、そもそも間違ったステッカーがついてる場合もある(ありました)のでその点もありますが・・・

手元にない商品の仕様を探れる範囲は限界がありますが、とはいえども貼ってあるインテルのステッカーと、メーカーのサイトなどを照らし合わせれば、ある程度判別できる場合もありそうです。

搭載 CPU の世代

これは一番特定しやすいでしょう。世代はウェブ検索などで簡単に見つけられるでしょうし、ステッカーでもおおむね判別できます。

たとえば、下画像は第 1 世代のステッカーです。金色の三角形が右上にあるデザインになってます。


第 2 世代、第 3 世代では以下のように金色の水平ラインが入っているデザインになります。なお第 2 世代、第 3 世代のステッカーは共通です。


vPro による識別

世代が特定出来たら、もう少し種類を識別したいと思います。はっきり言って、周波数の推定は難しいのですが、vPro 搭載プロセッサーとそうでないプロセッサーを搭載しているモデルが混在しているモデルなら、ある程度識別できる可能性はあります。

というのも、vPro 対応プロセッサーと非対応プロセッサーではステッカーが分かれている場合があるからです。たとえば、下記画像でいうと、上は vPro 対応の第 2/3 世代 Core i7 用のステッカーで、下は非対応の Core i7 用のステッカーです。


この vPro というインテルのブランドの説明はウィキペディアにゆだねますが、vPro を搭載しているプロセッサーは Core i7/i5/M の一部なので推定する際の情報としては役立つと思います。

当方も知りませんでしたが、必ずしも高性能なプロセッサーのほうが vPro に対応しているとは限らないようです。

例えば第 3 世代でいうと、2 コアの Core i5 3320M は vPro 対応ですが、4 コアの Core i7 3630QM は非対応です。2 桁目の数字が 2 なら対応で、3 なら非対応ってことなのかな?よくわかりませんが。




ただし、vPro 対応プロセッサーでも、vPro が書かれていないラベルが張り付けされていることはあるようです。Extreme Edition など?

インテルのラベルの規則はよくわからないです。