目的
HP EliteBook 8570w のキーボードは交換可能になっています。キーボードは amazon.com や ebay などのオンラインオークションなどで多く流通しています。
ユーザーの作業により違う言語のキーボードやバックライト付きのキーボードに交換することができます。
また、キーボード下のメモリスロットへのメモリ増設、CPU、グラフィックカード交換など一部のメンテナンスにはキーボードの取り外し(メモリ増設のみ配線は外す必要なし)が必要です。
手順
- PC をシャットダウンする。
- バッテリーを取り外す。
- 光学ドライブ固定ねじ (1 本) を完全に緩め(取り外す必要はない)、光学ドライブを取り外す。
- キーボード固定ねじを完全に緩める(取り外す必要はない)。
- 液晶を 90 度開いて、光学ドライブベイが上になるように立てる。
- 光学ドライブベイの穴と裏側から見えるキーボード裏側(銀色)を押す。押しながらその部分が浮いたら、表面から指や不要なクレジットカードを左側に突っ込んでいって、爪を外しながらこじ開けていく。
- キーボードを裏返し、タッチスティックとキーボードのコネクターを外す。
- キーボードを逆の手順で組み立てる。
6. は殺人的に硬いことがあります。この外しにくさは海外の公式、非公式のフォーラムでもよく話題になるほどです。個体差によって楽なこともあるようですが。当方の 8570w も壊れるかと思うぐらいの力が必要で結構苦労しました。っていうか、本当にに力入れすぎて壊れることも多いんでは・・・?
似たような交換方法の機種
8560w もほぼ同じ方法で交換できます。- 8760w
- 8770w
もねじの位置などが異なりますが、ほぼ同じです。
動画
キーボードの互換性
8570w のキーボードは 8560w 用のキーボードとも機能的には互換性があり問題なく使用できます。
ただし外観デザインが異なります。
8560w と違い、8570w には周辺光センサーが搭載されていないため fn キー + f11 の周辺光センサー切り替えは機能しません。
バックライトのないモデルからバックライト付きキーボードに交換する
バックライト付きキーボードには、タッチスティックコネクターとキーボード用コネクターに加え、バックライト用のコネクターがありますので接続することを忘れないようにしてください。
日本語配列バックライトキーボードについて
このモデルでは、バックライトなしキーボード、バックライトキーボードの両方がほとんどの言語に設定されていましたが、あいにく日本語配列のバックライトキーボードは存在していません。したがって、日本語入力をしたい場合は英語配列などのバックライト付きキーボードを入手してローマ字入力するといいでしょう。
バックライトキーボードの設定について
電源投入後 f10 で開ける設定画面から無操作時の自動消灯時間などを設定できます。
fn キー + f12 キーでバックライトの消灯・点灯ができます。
8570w 8770w は明るさを二段階に切り替えることができます。
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