2018年5月30日水曜日

ジェイコム (J:COM) から「配達証明」の不在通知が来ていた。中身はいったい何?【原因は Google フォトだった】

先日、ポストに「ジェイコムウエスト」からの不在通知が入っていました。


別にサービスを気に入っているわけでもなければ何でもなく、解約して乗り換えるのもめんどくさいので、惰性で契約してるって感じです。

一番の不満は、今時、登りが最大 10 Mbps だから、ファイルのアップロードなんてとんでもない時間がかかることです。

ジェイコムもそのことに気を利かせて、お礼の品でも送ってきたのかな?と思ったのですが・・・



配達証明?

配達証明とは物騒なサービスです。



差出元は以下のようになっています。

330-0835
埼玉県さいたま市大宮区北袋町 1-299-11
富士さいたま新都心ビル 4F
株式会社ジェイコムウエストセキュリティチーム

いったい何かと開封してみると
「お宅、うちの回線に負荷かけすぎだから、今度警告があってもやめなかったら通信制限するぞ」
というありがたい警告書だったのでした。




内容を抜粋してみます(一部伏せ)。

J:COM NET サービスにおける大量データ送信に関する見直しのお願い

平素は J:COM NET サービスをご利用いただき誠にありがとうございます。
先般、ご契約のインターネット回線においてご利用状況の見直しをお願いしておりましたが、現在も大量のデータ送信 (※) が引き続き確認されております。
重ねてのお願いとなり恐縮ですが、ご利用状況ならびに、データ送信量の見直しにご協力くださいますようお願い申し上げます。
なお、お客様からのデータ送信量が一定水準以下にならない場合には、2018 年 * 月 * 日に上りデータの通信速度制限を実施させていただきます。
なお、本状と行き違いで、すでにご利用状況の見直しを実施いただいている場合は、ご容赦たまわりますよう、お願い申し上げます。
度々のご連絡となり、誠に恐れ入りますが、引き続き、弊社サービスをご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
※大量データ送信とは、お客様のパソコンなどからインターネット網に送信される 1 日 あたり 30 GB (ギガバイト) 以上の上り (アップロード) データ通信と定義しています。これは一般的なご利用の約 30 MB と比較して、およそ 1000 倍に該当します。
30 GB 以上のデータ量の目安では、DVD に格納されるデータ量 (1 枚約 4.7 GB) の約 7 枚以上、もしくは CD (1 枚約 700 MB) の約 44 枚以上、またはデジタルカメラ写真 (1 枚約 6 MB) の約 5120 枚以上に該当します。


お礼の品と思っていたら、とんでもない思い違いでした。

なんと郵便局の内容証明までされているようです。
内容証明の郵便なんて受け取ったのは人生で初めてです。もっと郵便局員がその場で読み上げたりするのかと思ってましたが意外と普通?の封筒なんですね。
へーこんなものなのかと社会勉強になりました。

にしても、前回の通知って、メールか何かで来ていたのでしょうか?記憶にないです。家族が受け取ったのかもしれませんのでいい加減なことは言えませんが。

* J:COM 公式 Q&A に記載がありました。内容証明で送るのはなぜかというと
サービスの停止を伴う処置のため、内容証明にて送付を行うよう総務省より指示がございました
ためだそうです。

「30 GB」ってそんなに大量っていうほどのデータかなあ・・・

にしても、「30 GB」が、さもとんでもないデータ量・・・といわんばかりですけど、YouTube ですら 4K60 なんていう 10 年前では考えられないような高画質動画が当たり前な時代です。こんな時代に、「DVD が数枚程度」のデータ量であれこれ言っていたら、できることがかなり限られるんではないでしょうか。



あ・・・これはあくまでも「アップロード」なんですね。
「大量データのダウンロード」はある程度いいのか知らないけど、アップロードのほうは都合が悪い・・・っていう事情は何かあるんでしょうかね。まあ、逆らってもしょうがないので、今後乗り換えなどで解約するまではギリギリの 29 GB ぐらいまでになるように気を付けていきたいと思います。

送付の基準は機械的に判定して送ってるのか、人間が判断してるのかは知りませんがどうなんでしょう。

原因があるとすれば・・・Google フォト?

しかし、いったい何をやったことが原因なのか?
心当たりがありません。
最近は PtoP のファイル交換ソフトなんて使ってないし・・・


あ・・・そういえば最近 Google フォトのパソコン用ユーティリティがサポート終了になるので、後継の「バックアップと同期」ユーティリティをインストールした際に、My Pictures フォルダー内の全ファイルが再アップロード(バックアップ)された・・・っていうことでしょうか。
というか、あるとすれば、これしかありません。多分これです。
長年撮りためたものをバックアップすればそれぐらいの通信量には簡単になってしまいます。

さてどうする?

ジェイコムは、上りがしょぼい (最大 約 10 Mbps) ことで有名です。
10 Mbps ってことは、メガバイト秒に換算すると 1.25 MB/s ぐらいってことになります。

320 メガのコースですら、これは同じです。
この制約はかなり大昔から変わってません。

最大 約 10 Mbps で写真や動画をバックアップするのは大変でした。遅いなーでも仕方がないし・・・と不満を抱いていたら、こんな警告まで頂戴する羽目になるとは・・・


にしても・・・正直、「迷惑をかけてしまった」というような罪悪感は 1 mm も感じることはできませんでした・・・今時これぐらいで?って感じです。長年来、経営に貢献してきたはずののユーザーとしては納得いかないですね。特に料金が割安ってわけでもなく、その割に駅前一等地の立派なショールームがあったり・・・なーんてあたりとかを見ると、努力するところが違うだろう・・・って感じもします。



でも見方によっては、ネット回線の乗り換えを本格的に検討してみるいい機会といえるかもしれません。

2018年3月29日木曜日

ノート PC のバッテリーを劣化させない方法【BIOS 設定で充電率を下げて劣化防止】

ノート PC には基本的にバッテリーがついてます。

・・・なので、ノート PC は、バッテリー駆動ができるようになっている・・・わけですが、スマホやタブレット端末とは違い、ノート PC では「AC 電源メインで使用するからバッテリーはあまり使わない」というユーザーが多いのではないでしょうか?

そんな事情でノート PC を AC 電源につなぎっぱなしにしていると、バッテリーは常に満充電状態で維持されることになります。

ほぼすべてのノート PC に採用されている Li-ion バッテリーは、温度・充電率が高いほど劣化が進むという特性を持っています。
高温になるノート PC はバッテリーにとっては厳しい環境です。

したがって、ほとんど電源につなぎっぱなし、というような AC 電源メインの使い方をしていると、たとえ 1 度もバッテリーを使わなくても、保証が切れるころにはバッテリーが使い物にならないぐらい劣化していた・・・なんてことになることも珍しくありません。
そんな経験がある人の中には、ノート PC のバッテリーは使うときだけ装着する・・・なんていうなんとも不便なことをしている方もいたりしました。

そこで、そんなことをしなくてもいいようにということで、今時のノート PC にはバッテリーの充電率を抑えられるように BIOS や専用のユーティリティなどで設定できる機種もあったりします。

デルの場合

以下、デルの場合です。

Primary Battery Charge Configuration というそれっぽい項目があります。



  • Adaptive というのは、学習機能のようなものでユーザーの使用環境に合わせて充電率などを制御してくれるというモードのようです。
  • Standard が一番普通のモードですね。バッテリー駆動と AC 駆動もどちらもそれなりにするという人向けです。
  • ExpressCharge というのはデルの商標で要するに急速充電モードです。急速充電するので、充電時間が短くて済みます。その代わり、Li-ion バッテリーの特性として急速充電すると劣化が進みやすいので、バッテリー寿命は短くなります。
  • Primarily AC Use というのは主に AC を使うユーザー向けのモードのようです。
  • Custom というのは自分でバッテリーの充電率を選べるモードです。「バッテリー残量が何パーセント以下になったら充電開始で、充電中に何パーセントになったら充電停止にするか」を自分で決められます。充電開始条件は 50 % から 95 %、充電中止条件は 55 % から 100 % まで自分で選べます。一番バッテリー寿命を重視するなら、50 % 以下なら充電、55 % 以上で充電終了にすればいいということになります。

ちなみに、デルのノート PC すべての機種でこんな風に充電設定をカスタマイズできるわけではありません。できる機種でも、バッテリーが 3 年保証の長寿命タイプ (Long Life Cycle Battery) だと何も設定できなかったりします(以下のように)。


この長寿命バッテリーと普通のバッテリーの見た目は瓜二つで、デルの型番 (FJJ4W) も全く同じだったりします。しかし、長寿命バッテリーのほうは一切何も設定ができないというのが面白いです。


参考





過放電にも注意

ところで、バッテリー (正確に言うとバッテリー パック) に内蔵されているコントローラーは、常にバッテリー自身の電気を消費しながら作動しています。またバッテリーのセルには自己放電があります。
なので、PC で表示される残量が 0 % になった状態で放置しておくと、バッテリーが過放電になって、バッテリーが完全死亡してしまいます。
そうならないためにも、時々充電しましょう。

余談ですが、国産の携帯電話・スマホなどでは 10 年以上放置しても再度充電できるような場合もあったりしますが、外資系のノート PC なんかだと 3 年やそこらで、あっという間に過放電になって死亡する設計のものもあります。
個人的にいろいろな製品を所有してきた経験の中では、ソニーの製品は待機電力が少なく、電池のほうも長期間放置しても過放電で死ににくいものが多いという印象を持っています。この辺りはさすが元祖 Li-ion バッテリーのメーカーといったところです。製品そのものはタイマー(以下略

むすび

まあ、バッテリーはあくまで消耗品・・・なので、お金が捨てるほどあるなら、細かいことを気にせず、高価なバッテリーをバンバン買い替えて使うという手もありますが、メーカー純正のバッテリーははっきり言ってぼったくり価格なので、はっきり言ってバッテリーがダメになって、バッテリーだけ買い替えというのは割に合わない場合が多いでしょう。

かといって、安い社外品のバッテリーだと火事が心配です。

バッテリーはほとんど使わないけど、いざというときにダメになってるのは困る...という方は、ちょっと気を使って設定を見直してみてもいいのではないでしょうか。

2018年3月25日日曜日

GoPro HERO6 で撮影した HEVC (H.265) 動画を古い PC で再生できるか?古い PC でも HEVC を再生したい!

GoPro の最新機種 GoPro HERO6 では、4K60 (4K 毎秒 60 コマ) の撮影に対応しましたが、4K60 で撮影した動画は、HEVC で記録されます。




HEVC 動画を扱うには、最新の PC が必要とされています。

例えば GoPro 公式サイトでは、インテル Kaby Lake (つまり第 7 世代) 以降のプロセッサーが対応と案内しているようです。

私のコンピューターは HEVC と互換性がありますか?
Windows
HEVC は、Intel Kaby Lake (または同等品) 以降のプロセッサーを使用している Windows 10 コンピューターでサポートされています。 



Kaby Lake プロセッサーといえば、2016 年にリリースされたばかりの新しいプロセッサーです。しかし、それより古い PC では絶対に扱えないか?といえばそうでもないです。
具体的にはどんな場合なのか?調べてみました。

どんな場合に HEVC で記録されるのか?

HERO 6 では、特定の解像度とフレーム レート(以下公式より)では強制的に HEVC になります。
https://jp.gopro.com/help/articles/block/hevc


ビデオ解像度フレーム レート (NTSC)フレーム レート (PAL)
4K60 fps50 fps
4K (4:3)30, 24 fps25, 24 fps
2.7K120 fps100 fps
2.7K (4:3)60 fps50 fps
1080p240 fps200 fps

それ以外の解像度・フレーム レートでは従来からの H.264 で記録されますので、古いハードウェアでも問題ないでしょう。

逆に、低解像度・低フレーム レートでも、 HEVC で記録したい・・・という人も多いかと思いますが、残念ながらできません。


そもそも HEVC ってなんだっけ?

HEVC とは、High Efficiency Video Coding = 高効率ビデオ コーディングの略で、H.265 とも言われています。

参考

現在、動画圧縮規格で広く普及しているのは、H.264 と呼ばれる規格です。10 年以上の歴史があります。
例えば、ちょっと前のスマホやデジカメなどの動画撮影機能では、まずこの H.264 で記録されていたといっていいほどです。
歴史が長く、広く普及しており、そんなわけで、多くの環境が対応しているという特長があります。
この H.264、以前は YouTube でも使用されていたりしました(YouTube では現在は VP9 という Google がプッシュしている動画圧縮規格が採用されてます)。


さて、この GoPro HERO6 で使用されることになった HEVC は、その H.264 の後継規格で、圧縮効率が高く、同じ画質ならビットレート(ファイル サイズ)が半分で済むといわれています。


4K (3840 * 2160) などの画素数の多い動画は、ビットレートが半端なく高くなるため、満足な録画時間を得るためには、高価な大容量 SD カードが必要になります。
また、ビットレートが高いということは、SD カードの書き込み速度も要求されます。
HEVC なら、同じ画質なら H.264 の半分程度のビットレートで済むわけですから、それが少し緩和されます。


つまり同じ容量の SD カードに記録する場合、HEVC なら 2 倍の時間記録できるということです。
これはユーザーにとって多大なメリットがあります。

HEVC は、これまであまり対応機器がありませんでしたが、GoPro HERO6 の登場によってようやく対応が求められるようになってきた・・・といったところでしょうか。

HEVC の問題点・デメリットは?

圧縮効率という点では素晴らしい HEVC ですが、現状では、対応している環境 (OS・編集ソフト・ハードウェア) が少ないという問題があります。

OS でいうと、Windows 10、macOS High Sierra 以降で対応しています。

しかし、OS が対応していても、編集ソフトが対応してなかったりします。
例えば、Adobe の 動画編集ソフト Adobe Premiere Pro ですら、Premiere Pro CC 2018 (12.0.1) でようやく最近対応したばかりです。
参考

古いソフトではまず対応していないでしょう。

そのため、そういった HEVC 未対応の動画編集ソフトをつかって HEVC 動画を編集したい場合、まずは変換ソフト (HandBrake など) を使って HEVC 動画を H.264 動画に変換する必要があります。


そしてハードウェアです。
この HEVC は再生時の処理が重いです。
とりあえず OS が Windows 10 なら、ソフトウェアで再生することはできます。滑らかに再生できるかどうかは別としてですが。
しかし 4K60 のような重い動画は、それなりに高性能なプロセッサーでないと、GPU の再生支援機能を借りないと荷が重いでしょう。

GPU (グラフィックス) には、動画の再生支援機能 (チップ内蔵のハードウェア デコーダー) を持っているものがほとんどですが、H.264 の再生支援に対応していても、HEVC の再生支援には対応してないという場合が多いです。


例えば、インテルの CPU の内臓グラフィックスの再生支援機能 (Intel Quick Sync Video) でいうと、不完全ながらも HEVC 再生支援に対応したのは Haswell 以降とのことです。実際には、4K60 の HEVC 動画を完全に処理するだけのキャパシティを持っているのはもう少し後の世代からのようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Intel_Quick_Sync_Video



NVIDIA の GPU でも、いろいろと事情は複雑です。
というのも、GPU の名前 (GeForce GTX xxx など) が同じでも、採用されているチップの世代が違ったりして再生支援のキャパシティが違ったりするからです。

どの GPU が、どの程度 HEVC の再生支援に対応しているのか?がわかるリストのようなものが、NVIDIA の公式サイトとウィキペディアにあったりしますので、リンクを張っておきます。


Quadro の対応表
これによると、新しい世代ならまず HEVC には対応しているようですが、過渡期の世代だと同世代の GPU でも、チップの違いで VP9 に対応してたり、してなかったりと、なかなか複雑です。


GeForce の対応表
公式
https://developer.nvidia.com/nvidia-video-codec-sdk

これによると、第 2 世代 Maxwell までは H.265 (HEVC) 未対応とあります。Pascal 以降世代で対応しているとなっています。
ただし、第 2 世代 Maxwell でも GM206 チップを搭載している場合は特別の例外で、HEVC にも VP9 (YouTube) にも対応してます。






再生できるかテスト

当方の PC は、デルの Precision M4800 で、以下のようなスペックです。


  • CPU は工場出荷時の Core i7 4810MQ (第 4 世代)
  • GPU は工場出荷時には MXM GPU Quadro K1100M だったのを、GeForce GTX 965M (GM206 チップ) に乗せ換え(乗せ換えた際の記事







CPU は GoPro 推奨 Kaby Lake より 3 世代も前の物で、完全に時代遅れです。
しかし換装した GPU は第 2 世代 Maxwell チップですが、GM206 チップを搭載しているため、HEVC の再生支援ができるはずです。

早速、この HERO6 で 4K60 動画を撮影し、再生してみることにします。


HEVC Video Extension の導入

・・・とその前に、Windows 10 で HEVC 動画を再生するには、Windows 10 Fall Creators Update を当てたうえで、HEVC Video Extension (デバイス製造元からの HEVC ビデオ拡張機能) を Microsoft Store でインストールする必要があります。



無料なのでやっておきます。
この能書きを読んでみると・・・
主な特長
デバイスの製造元は HEVC ビデオ拡張機能を利用することで、Windows 10 デバイス上で、どのようなアプリでも HEVC 形式を使用したビデオを再生できるようになります。この拡張機能は、最新のデバイスのハードウェア機能 (4K や Ultra HD のコンテンツをサポートするための Intel 第 7 世代 Core プロセッサおよび最新の GPU など) を利用するように設計されています。HEVC ハードウェアがサポートされていないデバイスでは、ローカル再生機能を利用できるようにソフトウェア サポートが提供されます。ただし、操作性がビデオの解像度や使用しているコンピューターのパフォーマンスによって異なる場合があります。
HEVC 再生のサポートに加えて、この拡張機能では、ハードウェア エンコーダーを備えていないデバイスでの HEVC コンテンツのエンコードもサポートしています。

・・・ということは、GPU などによる再生支援が利用できない場合でも、CPU による力任せのソフトウェア再生にも対応しているということです。現実的には、4K60 のような重い動画を CPU だけで再生するのはそれなりにハイエンドな CPU でないと荷が重いでしょうが・・・

参考
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/review/1095244.html

HEVC 再生テスト 1 :Windows 標準アプリ Movies & TV

Windows 標準のアプリ Movies & TV ではきわめてスムーズに再生ができました。CPU 使用率はいくらかは上がりましたが。
タスク マネージャーで調べると、しっかりと GM206 のデコーダーが活躍してくれているようです。

タスク マネージャーに最近追加された GPU 負荷モニタリング機能。Video Decode に注目


HEVC 再生テスト 2 :GoPro のバンドルアプリ Quik

一方、残念なことに GoPro のユーティリティである GoPro Quik では、GPU が持っている再生支援が活用されずにスローモーションになってしまいました。

Video Decode がまったく働いてません


Core i7 4810MQ 程度では荷が重いようです。でもその割に CPU 使用率が最大まで上がるか?というとそうでもなく、CPU が余ってる割にはとにかくカクカクしてる感じです。

将来的にアップデートで改善されることを期待したいと思います。


2018年2月24日土曜日

HP のプリンターでインクが認識されない・・・「○×色のインクカートリッジは装着されてないか、または損傷しています」原因は意外にもプリントヘッドだった!

HP のインクジェット式プリンターで、「○×色のインクカートリッジは装着されてないか、または損傷しています」的なエラーが表示される場合の話です。

インクに付いている IC チップと、本体の接点を掃除しても改善しませんでした・・・
しかし意外なところが接触不良になっていました。

症状

このプリンターは
HP Photosmart Premium eオールインワンプリンター - C310c 
というモデルです。


おもな状況としては・・・

  • 「○×色のインクカートリッジは装着されてないか、または損傷しています」というエラーが表示される。
  • インクの着脱をすると改善することもあればしないこともある。着脱したインクがよくなっても別の色のインクがエラーになることもある。
  • インク着脱をしないで電源を入れなおすだけで改善することもある。
  • インクは使用期限が過ぎているものの HP 純正品で、詰め替えなどはしていない。
  • インクの IC チップと本体の接点を掃除しても変わらない。汚れている気配もない。



最初のうちは液晶画面のエラー表示の指示を真に受けて、インクを何度か脱着したりしていたら、実際これで動作するようになったりしたので、良かったのですが・・・

だんだんとこのエラーが表示される頻度が増えてくるようになりました。
エラーは最初の頃は一つの色だけだったりしたのが、複数エラーになったりもします。

その時、「インクをいったん外す→もう一度装着する」をすると動作するようになったり、ならなかったり。
また、インクの脱着をしないで電源を入れなおすだけでも、エラーが出なくなったり、別の色がエラーになったりします。

しかし、根気よく電源入れ直しを試したりすると、使えることもあったりして、もどかしい気分です。

ただ、インクの脱着をすると、強制的にヘッドクリーニングが作動して、人の血液よりも高額ともいわれる HP 純正インクを浪費してしまいます。
あまりこの状態で騙し、騙し使い続けるのも考え物です。

そこで買い替えを提案しようとも思いましたが、すでに買いためたインク資産があるようでしたので、もう少しあがいてみることにしました。



ほかの機種の物も含め、HP 公式サイトのサポート(https://support.hp.com/jp-ja/product/hp-photosmart-premium-e-all-in-one-printer-series-c310/4023238/model/4023239/document/c01564753)を見てみると
プリントヘッドクリーニングツールで問題が解決されなかった場合、プリントヘッドが正しく取り付けられていないか、プリントヘッドの電極部分にインクや紙切れが付いている可能性があります。
これをやってみることにします。


原因はインク⇔本体の接触ではなく、本体⇔プリントヘッドの接触だった!

試しに、プリントヘッドを外してみることにしました。

ご存知かもしれませんが、HP のインクジェット プリンターはユーザーが簡単にプリントヘッドのアッセンブリーを交換できるようになっているモデルが多いです(最近のモデルもそうなのかはわかりません)。

インクを全部外してから、一番右のレバーを跳ね上げるとヘッドが外せます。ドライバーなどは不要で簡単です。


ヘッドは静電気に弱いらしいですので扱いに注意しましょう。


そうしたら原因が判明!
なんと、プリントヘッド取り付け部分の金メッキ接点がインクまみれになっていました。

「ぱっと見」ではそれほどわからないのですが、よーく見るとインクが付着しています。


綿棒で本体側も含めきれいにふき取ったところ、エラーはすっかりでなくなりました。
金めっきされている接点のためかふき取りは容易でしたが、周辺に付着したインクも含めると結構な量のインクが付着していました。

プリントヘッドを過去に着脱したりしたことはないそうです。

プリントヘッドを簡単に着脱できるという設計はいいのですが、そのために必要になる接点が接触不良になるというのは、他社のプリンターしか使ったことのないユーザーには盲点かもしれません。

ということで、HP のインクジェット式プリンターでインクが認識されない場合、インクの接触不良とは限らず、プリントヘッド側の接点が接触不良になっている可能性もあるということを覚えておくといいかもしれません。


2018年2月22日木曜日

【Dell Precision M4800】BIOS Update A21 が公開中止になっている件

Dell Precision M4800 の BIOS アップデート A21 がデル公式サイトで公開されましたので、2018 年 1 月に早速アップデートしてみました。

http://www.dell.com/support/home/jp/ja/jpbsd1/product-support/product/precision-m4800-workstation/drivers

当方の M4800 は、MXM の GPU を出荷時の Quadro K1100M から GeForce GTX 965M に乗せ換えています。それから QHD+ 液晶を 4K 液晶に乗せ換えています。
参考過去記事:http://8570w.blogspot.com/2016/09/dell-precision-m4800-5-mxm-gpu-geforce.html

安全を期するなら、本来の GPU と液晶に乗せ換えてからアップデートしたほうがいいに決まっているのですが、めんどくさいのでこのままアップデートすることにします。



ほどなくして成功しました。よかった。

システム情報 (msinfo32) で確認すると、2017-12-15 の日付が入っています。


さて、改善された点ですが、これまでの BIOS だと

スリープにする際、完全にスリープに入る前に液晶を閉じてしまうと、スリープから復帰した後に液晶が映らない・・・

という不具合がありました。
// 多分、純正の GPU だともともと問題なかったはずです。

今回の BIOS アップデートでこの問題が解決されたように思われます。
これで、「グラフィックス ドライバーをアップデートする際には、ドライバー署名の強制を無効化してから .inf を書き換えないとインストールできない」・・・という点を除けば、純正グラボに近い使い勝手が得られるようになりました。

これは別に、デルが GPU を乗せ換えてるユーザーのためにバグフィックスしてくれたわけではないでしょうけれど、ラッキーな感じです。

わざわざ M4800 でこの GTX 965M を使おう!という方がどれぐらいいらっしゃるかはわかりませんが、とりあえず「最新版 BIOS でも一応の動作はしました」というご報告まで。

A21 BIOS は現在公開されてない?

ところが、2018 年 2 月 22 日の現在、A21 BIOS はデル公式サイトから削除されてしまったようです。


現在はダウンロードできなくなっており、A19 が最新版として掲載されています。


文鎮化、あるいは不具合などの可能性があった?
事情は不明ですが、もしすでにダウンロードした人もアップデートは控えておいたほうがいいかもしれませんね。

2017年5月28日日曜日

Blogger のモバイル版ページに HTML/Javascript ガジェットを表示させる方法

Blogger のデフォルトの設定では
  • PC などの端末から閲覧すると表示される PC 版ページ
  • スマホなどのモバイル端末から Blogger ブログを閲覧するとモバイル版ページ
が表示されることになってます。

デフォルトの設定では、レイアウトのページで管理者が追加したサイドバー ガジェットについては、PC 版ページにしか反映されず、モバイル版ページには表示されてくれないようです。
モバイル版ページを無効にして、モバイル端末から閲覧した場合も PC 版ページを表示する設定もあったりしますが、それだとモバイル端末でのユーザビリティが損なわれてしまいます。

しかし、モバイル版ページを生かしたままカスタマイズするやり方は一応あったりします。
たとえば、HTML/Javascript ガジェットを使って、モバイル版ページに「ブログランキング」を表示させたり、AdSense 広告を表示させたりするようなことができたりします。

この文章を書いたわけ

ブログ サービスによってこの辺りの設定の仕方、カスタマイズの可否などは様々なようです。
管理画面から「PC 版は表示、モバイル版では非表示」などといった風に簡単に設定できるブログもあれば、有料プランを契約しないとダメなブログなど、様々です。
Blogger は無料で利用でき、比較的カスタマイズ自由度の高いサービスのように思われます。
しかし、歴史あるサービスだけあってか?増築に増築を重ねたようなシステムはあまり直感的なものではない面もあるようで、当方も結構戸惑ってしまったことがあるので、ここにそのやり方をメモ書きしておきたいと思います。

まずやること

  1. 設定画面の「テーマ」を開き、モバイルの歯車アイコンをクリックします。
  2. 「モバイル テーマの選択」を「カスタム」にします。


この設定変更を済ませておかないと、以後説明することをやっても無駄です。当方はこのことに気づけずにいろいろ無駄な悩み事をしました。

次にやること HTML を編集する

といっても、ちょっとしたことで全然難しくありません。

先ほど開いた「テーマ」にある「HTML の編集」をクリックします。
何やら HTML タグがうじゃうじゃ出てくるので、何も考えずに Ctrl + F を押してページ内検索で文字列 <b:widget id= を探します。



いくつか存在するはずなので、モバイル版ページへの表示を制御したいウィジェット (「レイアウト」の設定画面では「ガジェット」と呼ばれています。いわゆるブログパーツ) のものを探しましょう。

「レイアウト」ページで表示される名前と比較しながら、それっぽいものを探し出します。たとえば、HTML/Javascript ガジェットだったら b:widget id が "HTML2" とか "HTML5" などのようなものが怪しいでしょう。推測が間違ってたら元に戻してやり直しましょう。

見つけたら、そのタグに mobile="yes" を書き加えれば、モバイル版でも表示されるようになります。
同様に、mobile="only" を書き加えれば、モバイル版だけで表示されるようになります。つまり PC 版ページでは表示されなくなります。
同様に、mobile="no" を書き加えれば、モバイル版では表示されなくなります。

例えば・・・

例えば、ウィジェット ID 'HTML7' (これは当方の場合、管理画面では単に "HTML/Javascript とだけ表示されているものです)

について、PC 版でもモバイル版でも表示されるようにするのなら・・・
<b:widget id='HTML7' locked='false' title='' type='HTML'>


これを以下のように変更します。
<b:widget id='HTML7' locked='false' mobile='yes' title='' type='HTML'>

2017年4月28日金曜日

使わなくなった PC パーツを「買取オンライン」という業者に売却

PC のアップグレードやそのほかの事情(ジャンクあさり?)などでいらないパーツをたくさん持っている方もいるのではないでしょうか。

当方は自作 PC 的な趣味をやっているわけではないため、パーツなどをたくさん持っているわけではないのですが、ノート PC のアップグレードなどで不良資産化したパーツがそこそこあったりします。

PC パーツのようなものは次々高性能なものが発売されてあっという間に陳腐化していくわけですから、大事に持っていてもどんどん価値が下がっていくだけです。

  • 「おいておけば役に立つかも」
  • 「また使うかもしれない」
  • 「人にあげれる」
  • 「高い値段で買ったのもを二束三文で売るのはちょっと・・・」

などと思っていても、たぶんそうはならないし、使わないでしょう・・・
そこで、買取業者に売却することにしました。

買取業者をどこにするか・・・

PC パーツの買取業者はいくつかあるようですが、今回利用するのは「買取オンライン」という滋賀県の業者です。ここには実は以前にも何度かいらないパーツを売却したことがあります。
http://www.kaitori-online.com/

前に売却した物は確か、エレコムの古い古い 5.25 型 FDD (3.5 型の「マイクロ」ではなく「ミニ」) などだったと記憶してます。1 年前ほどの話です。一見価値のない古いものでも意外と買い取ってくれたりするのがこの店の特徴だと思います。もちろんほんとに価値のないものは断られますが。

今回売るもの

まだ不良資産はいくらか保有しているのですが、とりあえず今回処分するガラクタはこんなものです。

  1. CPU ... インテル Core i7 2670QM
  2. SSD ... インテル MSATA SSD 24 GB (インテル スマート レスポンス テクノロジー用)
  3. メモリー ... トランセンド 8 GB PC3L-12800 DDR3L SODIMM 
  4. メモリー サムスン 4 GB PC3-10600 DDR3 SODIMM (画像に映ってません) * 2
  5. DVD ドライブ ... HP 製ノート PC に刺さっていた DVD スーパー マルチ ドライブ



サイトには CPU、SSD、メモリーなどいくつかの品種に関しては買取価格表が用意されているようです。

しかし表に乗っていない品物やそのほかのジャンルの品物に関しても、買取は可能な場合はあるようです。

まずはメールで事前査定を受ける

まず申込フォームから売却したい商品の名前、型番、付属品などを記入して送信。控えのメールが来ます。
連絡なしでいきなり買取品を送るのはよろしくないらしいそうです。
数日後、見積もりがメールで来ました。
当方の場合、上記の品物は見積もりではそれぞれ

  1. 4,000 円
  2. 500 円
  3. 3,000 円
  4. 買取一時中止中
  5. 200 円


という回答が来ました。合計 7,700 円ということですね。
CPU とメモリーはなかなか悪くない値段だと思いました。
特にメモリーなんて、買った時の半額にもなっていないぐらいだったりします。
しかし、4. のメモリーは断られました。在庫が多かったりするのでしょうか?
低容量 SSD と DVD ドライブに関しては捨てるよりはましかな?という程度ですが、持ってても使い道はないので売ってしまうことにします。


送付する

見積金額が 5,000 円以上なら着払でいいらしいです。
《送付時の送料について》
当店での買取額が5,000円を超える場合、原則無料です。
それ以下の場合、もしくは大きな荷物になる場合は、
お問い合わせいただいた時、だいたいの送料額をお伝え
するようにしています。
お送りの際は佐川急便をぜひご利用下さい。

「できれば」佐川急便でとのこと。といっても佐川急便の着払伝票なんて持ってない人がほとんどですよね。
当方、昔何の準備もなく集荷の依頼をかけたら、集荷に来た配達員に
「伝票がないと集荷できません。伝票は今持ってません。だってお客さん特に何も言わなかったですから持ってるもんだと思いまして」
という気まずいことになったことがあります。

佐川急便はネットで集荷依頼をかけることができますが、この際に備考欄みたいなところに伝票を持ってきてほしい旨書いておけば持ってきてくれるそうです。当方は前に何枚かもらったのでそれを利用しました。




用意するものは以下の通りです。

  1. 段ボールと緩衝材類
  2. 買取品
  3. 身分証明書のコピー(運転免許など)
  4. メールのプリントアウト
  5. 振込先銀行口座のメモ

何気にハンコ不要なのが気楽ですね。
段ボールは通販でやってきた物を再利用しました。
伝票を書いて集荷に来てもらって送ります。品名欄に受付番号を書くのを忘れずに。

査定完了!

1 週間弱ほどして、査定結果のメールが来ました。
幸い当方の場合、査定通りの価格で買い取ってもらえることになりましたので、了承する旨返信しました。

というわけで、おそらく今後使わないであろう不良資産がいくらかのお金になってそれなりに満足しました。手間もプリンターを持っている人であればそんなに言うほどのものではないと思います。

小ネタ 買取価格に関して思ったこと

さっき時間とともに PC パーツの価値は右肩下がりになっていく的なことを書きましたが、確かに長い目で見ればそれは当てはまるものの、メモリーの買取価格を見てる限り必ずしもそうでもないのかもしれません。

というのも、メモリーなんかは現行モデルでの採用がなくなると生産供給は減る一方なのに対して、古い機種を使っているユーザーによるアップグレードの需要が上がったりする、といった事情?がある・・・のかもしれません。

2016年11月19日土曜日

NVIDIA Pascal の MXM が eBay やタオバオで出回り始めているみたい

GeForce GTX 1060、GTX 1070、GTX 1080 の MXM モジュールが出回り始めているようです。

掲載されている画像を見てみると、GTX 1060 (N17E-G1-A1) は MXM 規格サイズのモジュールと、それよりもはみ出ているモジュールがあるように見受けられます。GTX 1070 以上は MXM 規格よりかなり大きいモジュールのようです。

価格は、eBay では下位の GTX 1060 ですらかなりお高く設定されており、900 ドル前後、日本円にして 10 万円弱といったところのようです。トランプ当選による(?)円安もあってかなり高くなった感があります。

taobao ではもう少し安いっぽい

タオバオではもう少し安い値段でもあるようですが、それでも日本円にして 50000 円台後半ぐらいとなかなかのお値段です。代行屋に頼むならその手数料もかかるので、60000 円ぐらいにはなりそうです。

もっともタオバオのことなので在庫があるかどうかは怪しいですが。



なお eBay で売っているのはどうも中国人のようですので、タオバオとの価格差で儲けているのかもしれません。

使えるのか?

そもそも、互換性も不明ですし。動くかどうかわからないのに気軽には買えないです・・・

商品ページによると MSI Clevo Alienware 用とか書いてあったりしますが、どのモデル用かについては書いてないみたいですし。

が、これから人柱な人がどんどん現れてくるんではないかと思いますので、それを楽しみに?待ってみたいと思います。

Pascal 世代の MXM については、notebookcheck.com フォーラムで話題になっているようですので、紹介しておきます。

2016年11月10日木曜日

YouTube 動画のハードウェア アクセラレーション再生が多くの環境で可能に!

YouTube 動画を Firefox や Chrome といったブラウザーで再生すると、基本的に VP9 コーデックが使われるようになってます。

しかし長年、VP9 コーデックの再生支援に対応したハードウェアはあまり存在しませんでした。

ソフトウェア環境の面からも、Windows の動画再生支援 API である DXVA で VP9 がサポートされることになったのはかなり最近のことです。

そのため YouTube 動画の再生は CPU パワー任せの再生となり、4K などの高品質な動画を再生するにはそれなりに高性能な CPU が必要でした。

やたら静かだな?と思ったら・・・

この前、Windows 10 + NVIDIA GeForce GTX 965M (第 2 世代 Maxwell) + Google Chrome という環境で 4K 60P の動画を見ていたらほとんどファンが回らない、つまり CPU 使用率が低いことに気付きました。

GPU-Z で調べてみると、どうやら GPU の専用デコーダーが使われているようです。

再生してみた様子


この動画
https://www.youtube.com/watch?v=UceRgEyfSsc

CPU での再生はとんでもなく非効率なようで、4K 60P などの高画質動画は、最新 CPU でもかなり熱くなり、ファンが最高回転になりますが、GPU 内の専用 ASIC による再生支援での再生時には少し暖かいかな?という程度です。バッテリー駆動時間への影響も大きいでしょう。

2 倍速で再生してみると、Video Engine Load が 80 % ぐらいになりましたので、4K 120 Hz ぐらいが GTX 965M のデコーダーのキャパシティの限界っぽいです。

なお、8K の動画では再生支援は働かないようでした。ハードウェアか、ソフトウェアか、その両方なのかは知りませんが、対応していないようです。

それでは、皆様がお持ちのハードウェア (GPU) は VP9 再生支援に対応しているのでしょうか?GPU はインテル、NVIDIA、AMD、などのものがありますが、新しいものでは対応しているものが多いです。

インテル

今時、ラップトップやそのほかの携帯型 PC が主流なわけですが、それらの大半がこのインテル CPU に内臓のグラフィックスを利用していると思われます。

英語ウィキペディアにいくらかの記述があります。

https://en.wikipedia.org/wiki/Intel_Quick_Sync_Video
https://en.wikipedia.org/wiki/Intel_HD_and_Iris_Graphics

Broadwell 以降の内臓グラフィックスが対応しているとのことです。

NVIDIA

NVIDIA によると、第 2 世代 Maxwell の GPU (GM20X) から VP9 再生支援に対応しているそうです。
Quadro でいうなら、M600M、M1000M、M2000M は第 1 世代 Maxwell なので対応しないが、M3000M 以上は対応といったところなんでしょうか。


ここにわかりやすい表があります。
https://developer.nvidia.com/nvidia-video-codec-sdk



ウィキペディアに詳しくまとめられています。
https://en.wikipedia.org/wiki/Nvidia_PureVideo

AMD

AMD 製 GPU に搭載される動画再生支援機能が UVD (Unified Video Decoder) ですが、UVD 6.3 以降で VP9 に対応しているとのことです。

https://en.wikipedia.org/wiki/Unified_Video_Decoder

ブラウザー

デコーダーのハードウェアがあっても、ソフトウェアが対応していないと利用できません。調べてないのでわかりませんが、以下サイトによると、Chrome のバージョンについては "Chrome 54 Stable" から、ハードウェアによる VP9 再生支援の利用に対応したそうです。
https://www.reddit.com/r/chrome/comments/4vzdby/google_chrome_vp9_hardware_acceleration/#bottom-comments

ウィキペディアには記載がないみたいですね。今時動画再生なんて CPU で十分なので、ハードウェアの再生支援に関心を持つ人はあんまりいないんでしょうか。
https://en.wikipedia.org/wiki/Google_Chrome_version_history

アドレス バーに "chrome://gpu" と入力すると、VPx (VP9 のほか VP8 などもある) 再生支援が有効になっているかを調べられます。
VPx Video Decode: Hardware accelerated
となっていれば有効になってます。



Firefox については、今のところは対応してないっぽいです。すぐに対応が行われるとは思われます。
https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=833023


2016年10月31日月曜日

Dell のスロット ローディング式の光学ドライブは 8 cm ディスクを扱えるのか?

8 cm 径の CD。

最近はあまり使われていないと思いますが、 シングル CD として昔はそれなりに普及した形式です。

また、DVD、Blu-ray の時代になってからは、カムコーダー用途としてそれなりに使われていたように思います。

ドライブのほうは?

一方、ディスクを押し込むだけのスロット ローディング式の光学ドライブは、自動車用 CD プレイヤーでは扱いやすさからそれなりに普及した形式ですが、コスト高となるためか、PC 用としてはあんまり見かけません。

でも、デルは比較的スロット式ドライブを積極採用していたようで、同社のノート PC には純正設定されているモデルも結構見かけます。あと、見た目重視の Mac にも多いようです。

自動車用光学ドライブではスロット ローディング式でも 8 cm ディスクを扱えるドライブが主流のようですが、PC 用だと対応してないものが多いようです。

検証

当方の持っている Precision ラップトップにスロット ローディング式のドライブがついています。

LG の GS40N というドライブです。メーカー公式ページは存在するのですが、8 cm ディスクを扱えるかどうかは書かれていません。

というわけでやってみました。



結果はこの通り。

まったく吸い取ってくれません。

無理やり全部入れてみてもスカスカ。

一応、取り出しボタンを押すと排出されます。

参考リンク






2016年10月28日金曜日

amazon で Dell 純正 180 W AC アダプターを買ってみたら・・・

Precision M4800 用にもうひとつ AC アダプターがほしいなと思ったので、購入することにしました。


現状

この機種に使える AC はひとつしかもってない状況です。

この機種は AC アダプターと通信?して、適合しないアダプターをはじいているという純正品購入促進設計?です。つまりプラグ形状が合うだけでは使用できません。

一応、非適合アダプターでも電源は入るものの、CPU 速度が最低に張り付いてバッテリー充電しないのでまともに使えない。

一応、デル純正のアダプターは今使っている個体以外にも、130 W アダプターを所有しているものの、M4800 には 150 W 以上が必要らしく、「この AC アダプターは容量が少なすぎるので 少なくとも 150 W 以上の AC を繋げ」という警告が表示されて、CPU 速度が最低 (0.3 GHz ぐらい) になるので同様に使えません。

しょうがないので購入することにしました。

中古か新品か

もし純正の中古品がゴミのような値段で手に入るならそれに越したことはないんですが、どうやらデルの AC の中古相場はかなりお高いようです。純正以外を使えなくする仕組みが功を奏して?いるんでしょう。

はっきり言って中古とは 1000 円程度しか変わらないので、アマゾンで新品を買うことにしました。マーケットプレイスなどではなくアマゾンが販売元のところです。

中古が安くあればいいのですが、あいにく当方が訪問した際には売っているマケプレ出品者はおらず。

容量をどうするか

150 W で十分なんですが、現在は 150 W のアダプターはデル公式通販でも売っていないようです。180 W、240 W、330 W で代用しろっていうことなんでしょう。

180 W は 5165 円、240 W は 5983 円と微妙な価格差だったので、将来売り飛ばすときには 240 W のほうが高く売れるかな?なんてしょうもないことを考えたりもしましたが・・・

 

まあそんなことそうあるわけでもないし、ちっさいほうがいいだろうということで 180 W を購入。

もし売り飛ばすときのことまで考えるなら、いっそのこと 330 W を買うのがいいような気もします。貴重?な AC は高くても買わざるを得ないユーザーがいるはずなので。

払った金額は、税込み 5185 円です。アマゾン本体からの購入なので送料は当然無料。

ちなみにデル直販だと税抜 5,300 円みたいでした。送料はかからないもののわざわざデルから買う意味はなさそうな感じです。

すぐ届いた!

注文した当日に届きました。すごい。この辺りはさすがアマゾンだと思います。ちなみに当方は現在プライム会員になっておらず、お急ぎ便(プライム会員以外は有料)とかは使っていません。


比較的大きい段ボールに入ってましたが、本体はビニール袋に入っているだけの簡易包装です。プチプチ的な緩衝材も使われてません。まあどうでもいいんですけど。ちなみにこのビニールに保証書が張られてます。まあ壊れることはないと思いますが、1 年間は保管することにします。



ちなみにちゃんと電源コードもついてました。

ガッカリだった点

今使っている 240 W の AC は DC 側プラグが青く光るようになってます。



ところが・・・今回届いた 180 W は根元が光らないタイプでした。AC 本体のランプがグリーンに光るだけ、というありがちなタイプです。

これは正直ガッカリです。

大の大人がたかが AC アダプターのしょうもない通電ランプに拘泥するのもあれなんですが・・・でもこれって暗闇でプラグを探すのに便利ですし、たくさんのプラグが転がっている環境でも「デルの AC」ということがすぐにわかるので、実用的にも意味はあったと思います。ちょっと残念ですね。

互換性

今回アマゾンから届いたアダプターのデル P/N は DW5G3 でした。
デル公式通販に掲載のアダプターは 97H1M という型番なので、それと完全に同じかどうかは知りませんが、それによると・・・

この製品は次のシステムと互換性があります:
  • Alienware 14
  • ALIENWARE 15
  • Alienware 15 R2
  • Alienware 17 R2
  • Alienware 17 R3
  • Alienware M17
  • Alienware M17x R4
  • Alienware X51
  • Alienware X51 R2
  • Latitude E5250
  • Latitude E5440
  • Latitude E5450
  • Latitude E5540
  • Latitude E5550
  • Latitude E5570
  • Latitude E6440
  • OptiPlex 3011 AIO
  • Precision M4700
  • Precision M4800

2016年10月22日土曜日

EVGA Precision で GPU をオーバークロックする

NVIDIA GeForce や AMD Radeon といった GPU をオーバークロックするための定番ツールは過去に紹介した MSI Afterburner が一般的ですが、その代替品的存在として EVGA Precision というツールもあります。

これはアメリカの EVGA 社が配布しているツールです。

公式サイトで入手できますが、Steam でも入手できます。記入事項の少ない Steam 版のほうがお手軽でいいでしょう。

MSI Afterburner との違いは?

まあ一長一短といったところです。アフターバーナーのほうが高機能ですが、EVGA がいいところもあります。

たとえば当方環境 (GeForce GTX 965M) では、アフターバーナーだとオーバークロック時にメモリー周波数は最大 +1000 MHz なのですが、EVGA Precision だと +2000 MHz まで上げられたりしました。



アフターバーナーの上限でもまだまだ安定動作するので、さらなるオーバークロックに挑戦してみたい・・・というような場合に使えるかもしれません。

ちなみに、EVGA 社製でない GPU で使った場合、つまり EVGA 製 GPU が検出されない場合は、EVGA 製 GPU 以外では正常動作は保証されず自己責任である旨のメッセージが起動後に表示され、またフォームに使っている GPU モデル名、メールアドレスなどを記入するよう求められます。





2016年10月17日月曜日

Wi-Fi & Bluetooth コンボのモジュールは Bluetooth の通信距離が長い?

Bluetooth の飛距離に関するお話です。

最近、Wi-Fi と Bluetooth 一体型の無線 LAN モジュールを搭載している PC が多いですよね。たとえばインテルの Dual Band Wireless-AC 8260 とかです。

無線 LAN と Bluetooth が一体になるということは、単に安上がりで省スペースというメリットはもとより、Bluetooth の飛距離・通信品質が圧倒的に良好だというメリットがあるように思いました。

というのも・・・

前のラップトップはひどかった

前に HP の 8570w というラップトップを使っていたのですが、この機種は Wi-Fi と Bluetooth で別々のモジュールを搭載していました。



で、無線 LAN のほうは大きなアンテナが搭載されていて飛距離も問題なかったのですが、Bluetooth のほうは Broadcom のアンテナが基盤についている内臓品で、筐体が金属製ということもあり、とんでもなく通信品質が悪かったです。

ここで記事にしています。

ちなみに、Bluetooth の出力クラスには 3 つありますが、そのモジュールは最高の Class 1 でその有様なので、単に設計が悪いというよりありません。

  • クラス 出力 到達距離
  • Class 1 100mW 100m
  • Class 2 2.5mW 10m
  • Class 3 1mW 1m


今使っているラップトップ

現在使っているラップトップは、デルの Precision M4800 という機種です。

この機種も、筐体はほぼ全面が金属製です。つまり筐体の条件的には多分 8570w とかと同じようなものでしょう。

で、刺さっているモジュールは、Dell Wireless 1550 (Broadcom 製) という Wi-Fi + Bluetooth 一体型カードです。アンテナは 2 本で、Wi-Fi と Bluetooth で共有のようです。

このカードの Bluetooth はどれぐらい飛ぶのかな?と興味があったので、ヘッドセットをつけて家の中を歩いてみることにしました。



再生したのは YouTube の音楽です。

PC は 2 階の端の部屋に置きました。


どれぐらい届くかな?

思ったより良く届きます。

隣の部屋でも普通に使えます。8570w だと 30 cm も離れれば厳しかったことを考えると雲泥の差です。Wi-Fi 用の大きなアンテナのおかげでしょう。

さすがに、隣の隣だと通信品質がいまいち安定してくれませんでした。止まっている分には問題ないのですが、歩いたりすると時々止まることがありました。

1 階でも真下では普通に使えました。

ただ、Wi-Fi 程の飛距離はないようでした。1 階では真下あたりでは十分使えるものの、離れていくと途切れるようになりました。

静止時には途切れなくても、歩いただけで途切れるたりします。

これなら専用機を使うワイヤレスのヘッドホンはわざわざいらないかなってぐらいです。



2016年10月14日金曜日

GeForce GTX 1070/1080 (Pascal) は MXM 版もある?

2016 年に登場したばかりの NVIDIA の最新アーキテクチャー Pascal ですが、どうやらこの Pascal でも、ラップトップ用に MXM (Mobile PCI Express Module 交換可能な GPU の規格) モジュールが供給されるようです。

なお、従来の 900 番台まで、モバイル版 GPU の型番には "M" がつきましたが、Pascal からはモバイル版でもつかなくなったようです。

GeForce GTX 1070

EUROCOM というアメリカのラップトップ屋の YouTube チャンネルで、お披露目されています。



このカードは一見、MXM Type B 型に見えますが、残念ながら微妙に横にはみ出ています。

コネクターやねじの位置などは MXM 規格をベースにしているようですが、基盤は規格のサイズよりも大きいため、既存のラップトップは物理的に適合しない機種が多いでしょうね。ラップトップはスペースに余裕のない機種も多いですから。

チップには QUAL SAMPLE と書いてあるので、エンジニアリング サンプル品のようなものなのでしょう。

そのほかの既存のラップトップとの互換性などはどうなんでしょうね。推定するすべもありませんが、古の LVDS 接続の液晶なんかだと真っ暗だったりしてもおかしくないと思います。

なお、性能は GTX 980M を大きく上回るそうです。Maxwell (900 番台以前) から Pascal (1000 番台) への性能向上は非常に大きいようですね。

進化が停滞しているインテルなどの CPU とは違い、GPU は爆発的に性能が進化していて頼もしい話ですが、購入者からすると自分のものがすぐに陳腐化してしまうという面もあって悩ましいところです。大雑把な話、CPU だと、はっきり言って 4 世代前の Ivy Bridge でも大して性能的に差はない感じですけど、GPU だと 1 世代で倍になるぐらいですので。


もうひとつの GTX 1070

こちらのサイトでも紹介されています。カードの外観は上とはかなり違う感じです。
http://videocardz.com/62955/clevo-preparing-p870dm3-g-a-dual-geforce-gtx-1080-gaming-laptop

コネクターは MXM っぽい感じですが、カードのサイズはより大きく、またねじの位置まで MXM 規格とは違っているように見えます。

おまけに補助電源コネクターまで搭載してます。

普通のラップトップにつけられる可能性は低そうです。

特定のプラットフォーム専用部品でしょう。

aetina のサイトに GTX 1060 登場

M3N1060-MN という GeForce GTX 1060 のカードが掲載されてます。

上に紹介したものとは違い、MXM 規格通りのフォーム ファクターになっているようです。

aetina 社は、台湾の会社で、2012 年に Innodisk Corporation の子会社として設立された会社らしい。
http://www.aetina.com.tw/products-detail.php?i=86

http://www.aetina.com.tw/wp-content/uploads/2016/10/eDM-2/index.html

2016年10月12日水曜日

Dell の外付けバッテリー KJ321 Slice Battery について

Dell の KJ321 Slice Battery という外付けのバッテリーを入手してみたのでご紹介いたします。

こういった外付けのバッテリーをデルではスライス バッテリーと称しているようです。

昔はこういった外付けバッテリーが多くのメーカー製ラップトップに用意されてましたが、最近は携帯するラップトップというジャンル自体が下火なためか、あまり見かけなくなったように思います。

外観

このように、ドッキング ステーション用のポートに取り付けるようになっています。

見ての通り、取り付けると、ラップトップは液晶ヒンジ側がかなり持ち上がることになります。このほうがタイプしやすいと感じる人もいるかもしれません。

容量は 97 Wh です。理由はおそらく、法規上、航空機に搭載するうえで都合の良い上限付近の容量だからだと思います。

デルのロゴがある当たりのラベルの色はこのようにブルーの個体とグレーの個体があるようですが、特に違いはないようです。

特徴としては、左端に DC ポートがあり、ここに DC 電源を供給することで充電ができるようになっています。もちろんラップトップ本体からも充電できます。

裏側。バーを引くだけで簡単に外せます。もちろんバッテリー電源使用中に取り外すこともできます。

複数持ち歩けば、電源を入れっぱなしで交換できます。Precision M4800 の場合、スライスを取り付けてもメインのバッテリーを取り外せるので、バッテリーを複数持ち歩く人なら便利かも知れません。

Precision M4800 に取り付けた例

こんな感じです。




対応機種

デル公式サイトでは以下の機種が掲載されていますが、実際はもっとたくさんの対応機種があります。
  • Latitude E5430
  • Latitude E5530
  • Latitude E6220
  • Latitude E6230
  • Latitude E6320
  • Latitude E6330
  • Latitude E6410 ATG
  • Latitude E6420
  • Latitude E6420 ATG
  • Latitude E6430
  • Latitude E6430 ATG
  • Latitude E6430s
  • Latitude E6520
  • Latitude E6530
  • Latitude XT3
  • Precision M4600
  • Precision M4700
  • Precision M6700
  • Studio XPS 16 (1647)

購入方法

デル純正品なので、いうまでもなくデルから買えばいいのですが、それだと高いです。

一般にこういうラップトップのアクセサリーは中古だと本当にゴミみたいな値段で流通してます。ドッキング ステーションと同様です。

当方が購入した際には、このバッテリーは eBay では供給過剰になっていて相場が崩壊していました。新品でも 10 ドル程度で終わることも珍しくないといったところでした。

不満点

どうせなら携帯充電用に USB ポートも搭載してほしかったと思います。それさえあればラップトップがゴミになった後も使い道があるので残念です。

2016年10月4日火曜日

Dell Precision M4800 入手【その 7 液晶交換】【QHD+ to UHD】

当方の入手した M4800 のもともとの液晶は、4K (UHD 3840 x 2160) よりも少し低解像度な QHD+ (3200 x 1800) です。

解像度的に大きな不満はありませんでしたが、やっぱり 4K がいいと思ったので、4K パネルに乗せ換えることにしました。

そもそも乗せ換えできるのか?

現在搭載されている液晶パネルは、シャープの LQ156Z1JW02 です。デルのパーツ番号は JJ74H。

つまり、本体側マザーボードには 40 pin eDP コネクターが搭載されています。搭載されていたマザーボードの品番は WNW0H です。

一方、M4800 の 4K モデル用の液晶は、シャープの LQ156D1JW02 です。デルのパーツ番号は 71YHK。

乗せ換えできるかどうかは事前にはわかりませんでした。しかし、どちらの液晶も外形やねじの位置などよく似ているように思えたので、やってみることにしました。液晶はそんなに高くはないので、失敗してもいいやって感じです。

購入

液晶パネルはどこから買おうか迷いました。

まずは、アメリカでラップトップ用パーツをネット販売しているストアをいろいろ見てみましたが、このパネルは販売価格のばらつきが非常に多く、30 ドル程度のところもあれば、300 ドル程度と高価な店もあり、大体 100 ドル未満のところが多いものの、安い店はほとんどが売り切れ、といった状況でした。

一方、中国のタオバオでも LQ156D1JW02A は結構安い値段で売られているようでした。いろいろ検討してみましたが、今回乗せ換える液晶は結局、中国のタオバオで購入することにしました。

というわけで、YOYBUY.COM という前に利用したことのあるタオバオ代行業者に見積もりを請求してみました。帰ってきた返事は、掲載の価格はパネルのモデルによって違うらしく、このパネルの価格は表示価格よりもだいぶ高いようでしたが、そんなに高いものでもないので買うことにしました。

払ったのは、62.30 ドルです。中国国内送料が 3.77 ドルかかったので、合計 66.07 ドルになりました。これに日本への送料がかかります。今回はいくつかのアイテム (新型 GeForce GTX 965M の MXM など) も同梱したので、このパネルに対してかかった正確な送料は不明です。

まあ、総費用は 1 万円で十分おつりがくるぐらいということです。

液晶パネル

上から見た形はほぼ同じです。基盤の色・部品がちょっと違います。しかしねじの位置は同じです。
QHD+ (保護シールを一部除去済み)


UHD

40 pin eDP コネクターも同じです。

上の QHD+ パネルに比べると下の UHD パネルはいくらか薄いです。

そのためか、組み立てるとベゼルとパネルの間にごくわずかな余裕ができます。しかし、それを知っていなければまず気づかないようなものです。

8540w などの LG 製 FHD パネルはかなり分厚い作りでしたし、基盤も大きなものでした。今回の IGZO 液晶はその 4 倍の画素数がありながらこの薄さはすごいと思います。基盤も随分とコンパクトです。

分解

分解マニュアル通りに分解していきます。
  1. 電源・バッテリーを外す。
  2. 液晶ベゼルを外す。
  3. ねじを外す。
  4. eDP コネクターのロックを持ち上げて外し、ケーブルを引き抜く。
  5. これと逆に組み立てる。

カバー、ケーブルには "QHD+" などと記されたシールが貼ってありましたが、問題なく 4K パネルに適合してくれました。すべて元の部品をそのまま使用。つまり液晶パネル以外なにも交換していません。

あとは元通り組み立てて電源を入れるだけです。

両方とも話題のシャープ製 IGZO 液晶ですが、単に解像度が違うだけではなく、発色も大幅によくなり見やすくなりました。




注意

もともと LVDS 液晶 (旧型 HD/FHD パネル) が搭載されているモデル、つまりもともと LVDS コネクターのマザーボードが搭載されているモデルの場合、QHD+ や UHD パネルに交換することはできません。

新型 HD/FHD パネル (eDP 接続) が搭載されている後期型 M4800 の場合はどうなのか知りません。ただもし可能だったとしても、ケーブル、カバー、ベゼルなども変える必要がある可能性が高いと思います(調べてません)。