こういった外付けのバッテリーをデルではスライス バッテリーと称しているようです。
昔はこういった外付けバッテリーが多くのメーカー製ラップトップに用意されてましたが、最近は携帯するラップトップというジャンル自体が下火なためか、あまり見かけなくなったように思います。
外観
このように、ドッキング ステーション用のポートに取り付けるようになっています。
見ての通り、取り付けると、ラップトップは液晶ヒンジ側がかなり持ち上がることになります。このほうがタイプしやすいと感じる人もいるかもしれません。
容量は 97 Wh です。理由はおそらく、法規上、航空機に搭載するうえで都合の良い上限付近の容量だからだと思います。
デルのロゴがある当たりのラベルの色はこのようにブルーの個体とグレーの個体があるようですが、特に違いはないようです。
特徴としては、左端に DC ポートがあり、ここに DC 電源を供給することで充電ができるようになっています。もちろんラップトップ本体からも充電できます。
裏側。バーを引くだけで簡単に外せます。もちろんバッテリー電源使用中に取り外すこともできます。
複数持ち歩けば、電源を入れっぱなしで交換できます。Precision M4800 の場合、スライスを取り付けてもメインのバッテリーを取り外せるので、バッテリーを複数持ち歩く人なら便利かも知れません。
Precision M4800 に取り付けた例
こんな感じです。
対応機種
デル公式サイトでは以下の機種が掲載されていますが、実際はもっとたくさんの対応機種があります。
- Latitude E5430
- Latitude E5530
- Latitude E6220
- Latitude E6230
- Latitude E6320
- Latitude E6330
- Latitude E6410 ATG
- Latitude E6420
- Latitude E6420 ATG
- Latitude E6430
- Latitude E6430 ATG
- Latitude E6430s
- Latitude E6520
- Latitude E6530
- Latitude XT3
- Precision M4600
- Precision M4700
- Precision M6700
- Studio XPS 16 (1647)
購入方法
デル純正品なので、いうまでもなくデルから買えばいいのですが、それだと高いです。
一般にこういうラップトップのアクセサリーは中古だと本当にゴミみたいな値段で流通してます。ドッキング ステーションと同様です。
当方が購入した際には、このバッテリーは eBay では供給過剰になっていて相場が崩壊していました。新品でも 10 ドル程度で終わることも珍しくないといったところでした。
不満点
どうせなら携帯充電用に USB ポートも搭載してほしかったと思います。それさえあればラップトップがゴミになった後も使い道があるので残念です。
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