2016年2月6日土曜日

【Windows 10】休止状態(ハイバネーション)を使えるように設定する方法

Windows 10 の初期設定ではスリープはもちろん使えますが、休止状態(ハイバネーション)は使えないようになっているようです。

別にサポートされなくなったわけではなく、設定を変えれば即使えるようにはなります。

しかし設定は何気にわかりにくいところにあったりします。


休止状態とスリープの違い

念のために説明しておくと、休止状態というのはスリープと違って物理メモリ上のデータをハードディスク上に保存したうえ、シャットダウンした時と同じ電源状態にしてしまうことです。休止状態から再開すると開いていたプログラムなどはそのままの状態で再開できます。

スリープは高速ですが、物理メモリ上にデータが存在するためバッテリーがなくなると最初から起動するのと同じことになります。

休止状態はスリープと比べるとハードディスクに状態を保存するのに少し時間がかかりますが、普通にシャットダウンしたのと同じ状態にできるというのが利点です。消費電力が少ないという利点以外にも、バッテリーを交換したり、ファンを掃除するために分解したりするときにも便利です。ちなみに、メモリなどのハードウェア構成を変更したりすると再開できなくなるようです。その場合は自動的に普通に起動しようとしてくれます。

設定方法

まずは、画面右下の通知領域にあるバッテリーアイコンを右クリックし、電源オプションを選択します。

ここがわかりにくい点です。
カバーを閉じたときの動作の選択をクリックします。
ここから休止状態の設定ができると気付ける人はあまりいないと思います。

現在利用可能でない設定を変更しますをクリックしてからでないと、変更できませんのでクリックしておきます。

上のほうにあるこれのことです。

下にある休止状態にチェックして変更の保存をクリックすれば即使えるようになります。スタートメニュー電源を押して確認してみましょう。

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