1 か月ほど放置している間に地震があったりといろいろありましたが、久しぶりに更新してみたいと思います。
久しぶりに確認してみたらアクセス (PV) は毎日更新していた時よりもどういうわけかかなり増えているようでした。外国の方が多いようですね。英語版作ろうかな?
8560w で他社製 AC アダプターを使えるか
さて本日の話題は、Dell の AC アダプターを HP の PC につなげたら使えるか?という話です。以前もそういう記事を書きましたが、それはあくまでも EliteBook 8570w で検証しただけでした。
今回、検証するのは、8570w と見た目そっくりの前モデル EliteBook 8560w です。え、こんなに見た目そっくりのモデルで挙動が違うの?と思われるかもしれませんが、違ってなかったらわざわざ記事にしたりしません・・・
使ったのは、Dell の 19.5 V/9.23 A (180 W) AC アダプターです。プラグの形状は HP のスマート AC アダプターと同じです。中心に消費電力などの情報をやり取りする ID 端子があり、本体側で AC アダプターの上限能力に合わせた制御が行われるようになっているそうです。「スマート」という名のとおりです。
なお、本体側・スマート AC アダプターともに電圧には 18.5/19.0/19.5 V などがありますが、いずれもプラグ形状は互換性のある物で、極性も同じ、公式にも使いまわしできると記載されているものなので、電圧は関係しないと思われます。
で、その Dell の 180 W アダプターを 8560w に装着してみたところ・・・
バッテリーなしの状態でプラグを接続して電源ボタンを押すと、普通に起動しました。その状態でバッテリーを装着すると、充電されないものの、一応バッテリーは消費されませんでした。
で、その状態でプラグを抜くとバッテリー駆動になるわけですが、ここで再度プラグをつないでも、外部電源は使用されませんでした。どうやら、ID が認識されない外部電源よりバッテリーが優先されるようです。
8570w ではどうなるか
ちなみに 8570w では、Dell のプラグをつなげてバッテリーなしの状態で電源ボタンを押しても、電源インディケーター LED が点滅するだけです。8560w とは違います。どうやら、この辺の年代で HP は互換品を厳格に排除する設計に変更したようです。
プラグをつなげても全く充電も使用もされません。バッテリー駆動している状態とまったく同じです。その状態からバッテリーを取り外すと、電源が即落ちます。
Windows が起動している状態でプラグをつなぐと、HP Hotkey Support の機能で、このスマート AC アダプターは機能していないと表示されます。