2017年5月28日日曜日

Blogger のモバイル版ページに HTML/Javascript ガジェットを表示させる方法

Blogger のデフォルトの設定では
  • PC などの端末から閲覧すると表示される PC 版ページ
  • スマホなどのモバイル端末から Blogger ブログを閲覧するとモバイル版ページ
が表示されることになってます。

デフォルトの設定では、レイアウトのページで管理者が追加したサイドバー ガジェットについては、PC 版ページにしか反映されず、モバイル版ページには表示されてくれないようです。
モバイル版ページを無効にして、モバイル端末から閲覧した場合も PC 版ページを表示する設定もあったりしますが、それだとモバイル端末でのユーザビリティが損なわれてしまいます。

しかし、モバイル版ページを生かしたままカスタマイズするやり方は一応あったりします。
たとえば、HTML/Javascript ガジェットを使って、モバイル版ページに「ブログランキング」を表示させたり、AdSense 広告を表示させたりするようなことができたりします。

この文章を書いたわけ

ブログ サービスによってこの辺りの設定の仕方、カスタマイズの可否などは様々なようです。
管理画面から「PC 版は表示、モバイル版では非表示」などといった風に簡単に設定できるブログもあれば、有料プランを契約しないとダメなブログなど、様々です。
Blogger は無料で利用でき、比較的カスタマイズ自由度の高いサービスのように思われます。
しかし、歴史あるサービスだけあってか?増築に増築を重ねたようなシステムはあまり直感的なものではない面もあるようで、当方も結構戸惑ってしまったことがあるので、ここにそのやり方をメモ書きしておきたいと思います。

まずやること

  1. 設定画面の「テーマ」を開き、モバイルの歯車アイコンをクリックします。
  2. 「モバイル テーマの選択」を「カスタム」にします。


この設定変更を済ませておかないと、以後説明することをやっても無駄です。当方はこのことに気づけずにいろいろ無駄な悩み事をしました。

次にやること HTML を編集する

といっても、ちょっとしたことで全然難しくありません。

先ほど開いた「テーマ」にある「HTML の編集」をクリックします。
何やら HTML タグがうじゃうじゃ出てくるので、何も考えずに Ctrl + F を押してページ内検索で文字列 <b:widget id= を探します。



いくつか存在するはずなので、モバイル版ページへの表示を制御したいウィジェット (「レイアウト」の設定画面では「ガジェット」と呼ばれています。いわゆるブログパーツ) のものを探しましょう。

「レイアウト」ページで表示される名前と比較しながら、それっぽいものを探し出します。たとえば、HTML/Javascript ガジェットだったら b:widget id が "HTML2" とか "HTML5" などのようなものが怪しいでしょう。推測が間違ってたら元に戻してやり直しましょう。

見つけたら、そのタグに mobile="yes" を書き加えれば、モバイル版でも表示されるようになります。
同様に、mobile="only" を書き加えれば、モバイル版だけで表示されるようになります。つまり PC 版ページでは表示されなくなります。
同様に、mobile="no" を書き加えれば、モバイル版では表示されなくなります。

例えば・・・

例えば、ウィジェット ID 'HTML7' (これは当方の場合、管理画面では単に "HTML/Javascript とだけ表示されているものです)

について、PC 版でもモバイル版でも表示されるようにするのなら・・・
<b:widget id='HTML7' locked='false' title='' type='HTML'>


これを以下のように変更します。
<b:widget id='HTML7' locked='false' mobile='yes' title='' type='HTML'>

2017年4月28日金曜日

使わなくなった PC パーツを「買取オンライン」という業者に売却

PC のアップグレードやそのほかの事情(ジャンクあさり?)などでいらないパーツをたくさん持っている方もいるのではないでしょうか。

当方は自作 PC 的な趣味をやっているわけではないため、パーツなどをたくさん持っているわけではないのですが、ノート PC のアップグレードなどで不良資産化したパーツがそこそこあったりします。

PC パーツのようなものは次々高性能なものが発売されてあっという間に陳腐化していくわけですから、大事に持っていてもどんどん価値が下がっていくだけです。

  • 「おいておけば役に立つかも」
  • 「また使うかもしれない」
  • 「人にあげれる」
  • 「高い値段で買ったのもを二束三文で売るのはちょっと・・・」

などと思っていても、たぶんそうはならないし、使わないでしょう・・・
そこで、買取業者に売却することにしました。

買取業者をどこにするか・・・

PC パーツの買取業者はいくつかあるようですが、今回利用するのは「買取オンライン」という滋賀県の業者です。ここには実は以前にも何度かいらないパーツを売却したことがあります。
http://www.kaitori-online.com/

前に売却した物は確か、エレコムの古い古い 5.25 型 FDD (3.5 型の「マイクロ」ではなく「ミニ」) などだったと記憶してます。1 年前ほどの話です。一見価値のない古いものでも意外と買い取ってくれたりするのがこの店の特徴だと思います。もちろんほんとに価値のないものは断られますが。

今回売るもの

まだ不良資産はいくらか保有しているのですが、とりあえず今回処分するガラクタはこんなものです。

  1. CPU ... インテル Core i7 2670QM
  2. SSD ... インテル MSATA SSD 24 GB (インテル スマート レスポンス テクノロジー用)
  3. メモリー ... トランセンド 8 GB PC3L-12800 DDR3L SODIMM 
  4. メモリー サムスン 4 GB PC3-10600 DDR3 SODIMM (画像に映ってません) * 2
  5. DVD ドライブ ... HP 製ノート PC に刺さっていた DVD スーパー マルチ ドライブ



サイトには CPU、SSD、メモリーなどいくつかの品種に関しては買取価格表が用意されているようです。

しかし表に乗っていない品物やそのほかのジャンルの品物に関しても、買取は可能な場合はあるようです。

まずはメールで事前査定を受ける

まず申込フォームから売却したい商品の名前、型番、付属品などを記入して送信。控えのメールが来ます。
連絡なしでいきなり買取品を送るのはよろしくないらしいそうです。
数日後、見積もりがメールで来ました。
当方の場合、上記の品物は見積もりではそれぞれ

  1. 4,000 円
  2. 500 円
  3. 3,000 円
  4. 買取一時中止中
  5. 200 円


という回答が来ました。合計 7,700 円ということですね。
CPU とメモリーはなかなか悪くない値段だと思いました。
特にメモリーなんて、買った時の半額にもなっていないぐらいだったりします。
しかし、4. のメモリーは断られました。在庫が多かったりするのでしょうか?
低容量 SSD と DVD ドライブに関しては捨てるよりはましかな?という程度ですが、持ってても使い道はないので売ってしまうことにします。


送付する

見積金額が 5,000 円以上なら着払でいいらしいです。
《送付時の送料について》
当店での買取額が5,000円を超える場合、原則無料です。
それ以下の場合、もしくは大きな荷物になる場合は、
お問い合わせいただいた時、だいたいの送料額をお伝え
するようにしています。
お送りの際は佐川急便をぜひご利用下さい。

「できれば」佐川急便でとのこと。といっても佐川急便の着払伝票なんて持ってない人がほとんどですよね。
当方、昔何の準備もなく集荷の依頼をかけたら、集荷に来た配達員に
「伝票がないと集荷できません。伝票は今持ってません。だってお客さん特に何も言わなかったですから持ってるもんだと思いまして」
という気まずいことになったことがあります。

佐川急便はネットで集荷依頼をかけることができますが、この際に備考欄みたいなところに伝票を持ってきてほしい旨書いておけば持ってきてくれるそうです。当方は前に何枚かもらったのでそれを利用しました。




用意するものは以下の通りです。

  1. 段ボールと緩衝材類
  2. 買取品
  3. 身分証明書のコピー(運転免許など)
  4. メールのプリントアウト
  5. 振込先銀行口座のメモ

何気にハンコ不要なのが気楽ですね。
段ボールは通販でやってきた物を再利用しました。
伝票を書いて集荷に来てもらって送ります。品名欄に受付番号を書くのを忘れずに。

査定完了!

1 週間弱ほどして、査定結果のメールが来ました。
幸い当方の場合、査定通りの価格で買い取ってもらえることになりましたので、了承する旨返信しました。

というわけで、おそらく今後使わないであろう不良資産がいくらかのお金になってそれなりに満足しました。手間もプリンターを持っている人であればそんなに言うほどのものではないと思います。

小ネタ 買取価格に関して思ったこと

さっき時間とともに PC パーツの価値は右肩下がりになっていく的なことを書きましたが、確かに長い目で見ればそれは当てはまるものの、メモリーの買取価格を見てる限り必ずしもそうでもないのかもしれません。

というのも、メモリーなんかは現行モデルでの採用がなくなると生産供給は減る一方なのに対して、古い機種を使っているユーザーによるアップグレードの需要が上がったりする、といった事情?がある・・・のかもしれません。